保護者対応 ~保護者の話を聞く

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作成者: matsui (Edupedia編集部)さん

1.1 コミュニケーション力

教師にとってコミュニケーション力は大切な資質の一つなのですが、かといって高度なコミュニケーション力が誰もに備わっているわけではありません。若い時から上手にコミュニケーションをとれる人がいます。それは、本人の努力の結果の場合もあるし、もって生まれた才能の部分はあるかもしれません。その一方で、長い時間をかけて上手になっていく人もいるし、なかなかうまくいかないままの人も、います。


さて、コミュニケーションのコツについては、たくさんの本が出ています。是非先輩や書物から学んでください。ちょっとした対応の仕方の違いで、保護者の様子が大きく変わってくる場合もあります。

いくつか、簡単な部類のコツを挙げます。

1.共感的に話を聞く。

うなずく、首を傾けて受ける、相槌を打つ。相槌は、「ハイ」という素直な反応もいいですが、下手に「ハイハイ」と言うと、反感をもたれる場合もあります。「ンンンー」「ほおおお」「なるほど」など、場面によって微妙な使い分けをする必要があります。「ンンンー」ひとつをとっても、トーンによって同意しているようにも熟考している(つまり、態度保留)ようにも聞こえます。「そうですね」と同感同意の相槌を打っていい場合と、「そうですか」と、やや距離をとって保留の相槌を打っておいた方がいい場合もあります。下手に「そうですね」を連発してしまって後で「あの時先生はそうですねと言ったじゃない!」と保護者に責められ、困ってしまわないように…

2.とにかく聞く

相手が何かクレームをつけにきたとき、あるいは不満を訴えたいようなムードがある時、相手の話をとにかく最後まで聞きましょう。途中で口をはさんだり、反論をすると相手がフラストレーションをためて火に油を注ぐ事態にもなりかねません。結論をあせらず、話を最後まで聞く。相手がたくさん話せる雰囲気を作ることが大切です。

3.結論を出すのを避ける

話の内容が難しい場合は、結論を出すことを避けてください。「必ずなんとかします」と言ってできなかった場合に非常に困った事態になることがあります。話の内容によっては「申し訳ないですが、ひとまずこの話は持って帰らせて下さい。明日もう一度ご連絡します。」管理職(学年の教員)と相談します」などと、保留をしておいた方がいいかもしれません。

4.子供の成長への願いを共有する

「子供・保護者・教師(自分)」の立ち位置を考えて話を進めて下さい。子供側に立ってしまう青春教師では失敗することが出てきますし、子供や親へ上から目線で話ができるようなイージーな状況ではなくなってきています。「そうですか、お母さんもたいへんなんですねぇ。」と、共感を示しながら、「○○するようにやってみると太郎君はきっと変わってくると思いますよ」と、保護者の横から背中を押してあげるような姿勢も時には必要になると思います。

5.子供の成長の喜びを共有する

「花子さんは後ろ回りができるようになったんですよ。もう少しで逆立ちもできそうです。」と、子供の具体的な成長を報告しながら保護者と話ができる状況を作ってください。そのためには、子供を成長させなければならないし、成長の様子をすぐに話に出せるようにしておかなければなりません。

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