「短歌・俳句に親しもう(二)」(光村図書4年国語)~みんなで作品の風景を想像しよう~

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目次

本単元で身に付けたい資質・能力

本単元では、短歌や俳句に表された風景を想像したり、暗唱したりする活動を通し、言葉の響きやリズムに親しむ態度を養う。

単元の評価基準

知識・技能

  • 易しい文語調の短歌や俳句を音読したり暗唱したりするなどして、言葉の響きやリズムに親しんでいる。

主体的に学習に取り組む態度

  • 言葉の響きやリズムに親しみ、学習課題に沿って、短歌や俳句を音読したり暗唱したりしようとしている

単元の展開【全1次(1時間)】

第1次(1時) 作品の風景を想像したり暗唱したりして、短歌や俳句に親しむ

① 正岡子規の作品を声に出して読み、作品の風景を想像する。

教師:「みんなで読んでみましょう。『柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺』」
教師:「『いつ』『だれが』『どこで』『何をしていたら』『何が起こった』に沿って、作品を読み解いてみましょう。」
児童:「『柿』だから、季節は秋かな。」

【予想される児童の発言】

② 石川啄木の作品を声に出して読み、作品の風景を想像する。

教師:「みんなで読んでみましょう。『晴れし空仰げばいつも口笛を吹きたくなりて吹きてあそびき』」
教師:「先ほどと同じように、作品を読み解いてみましょう。」
児童:「空を見上げているから、外にいるね。」
児童:「口笛を吹いているのかな。」

【予想される児童の発言】

③ 高浜虚子の作品を声に出して読み、班で作品の風景を想像する。

教師:「みんなで読んでみましょう。『桐一葉日当たりながら落ちにけり』」
教師:「班に分かれて、作品の風景を想像してみましょう。読み解いたことを短冊に書けたら、黒板に貼りに来てください。」
児童:「『桐一葉』って何だろう。」
教師:「『桐一葉』は、秋に桐の葉が落ちることを言いますよ。」
児童:「それなら、季節は秋だね。」
児童:「桐の葉が落ちるのを見ているのは誰かな。」
児童:「作品の中に誰も出てきていないから、作った本人なんじゃないかな。」

※切り取って使わせる。

④ みんなが想像した風景を共有する。

児童:「葉が落ちると想像したところが一緒だね。」
児童:「葉っぱに日の光が当たっていたんだね。」

⑤ その他の作品を声に出して読み、気に入った作品を一つ選んだら、暗唱に挑戦する。

⑥ みんなの前で、順に暗唱を発表する。

【板書例】

授業をふりかえって

本授業では、「いつ」「だれが」「どこで」「何をしていたら」「何が起こった」の型に沿って、短歌や俳句を読み解かせている。まずは正答を気にせずに、児童らが自由に想像できるよう、教師は発問してほしい。それぞれの考えが同じでも異なっていても盛り上がるだろう。活動を通して、短歌や俳句が難しいものではなく、身近な風景を切り取った親しみやすいものだということに気づかせたい

参考・引用図書

光村図書『こくご 四下』

参考・引用URL 

https://assets.mitsumura-tosho.co.jp/5717/1031/3365/06s_k_nenkei4_03.pdf(光村図書HP内)

執筆者

MUKOせんせい

元小学校教諭としての経験を活かし、中学・高校でも講師として教壇に立つこと多数。現在は、子育てに奮闘しながら、現場で働く先生方をサポートするウェブライターとして活動中。

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この記事を書いた人

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