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泳いだ距離によってその動きが洗練される
ぼくもBEEGEEさんの
とほぼ同じことをやっています。
とにかくケノビが大事ですが、それと同時にやっているのが10分間泳です。
10分間泳は、とにかく10分間泳ぎ続ける活動です。
息継ぎができない子はすぐに立ってしまいますが、立ってしまってもすぐに泳ぐように指導します。
とにかく10分間泳ぎ続けるのです。
水泳は泳いだ距離によってその動きが洗練されていきますからとにかく距離を泳がせることが大事だと思っています。
では、どのように進めればいいか。
準備運動が終わったら、水浴び、ボビング、プールの横(10mほど)でケノビ大会(バタ足、息継ぎなしで一番遠くに行った人が優勝)と進めて、一旦上げます。
次はプールサイドで泳ぎ方の基本を教えます。
ケノビの姿勢を取らせて確認。腕のかき、バタ足などを日替わりで教えます。
腕のかきの練習は、右右、左左、右右、左左…。と2回ずつかきながら泳ぐ練習をすると伸びがでて無駄のない美しい泳ぎになってきます。
バタ足は思い切ってひざを曲げないように指導した方がいいようです。
これらの練習が終わったら、10分間泳です。
10分間泳では、とにかく自分の泳げる(立ってもいい)回数を増やすことを目標にします。
ルールは、
- 右側通行で泳ぐ。
- コースごとに速いもの順で泳ぐ。
- 後ろの人に足首を触られたら、道を譲る。
- 自分の泳いだ回数を数えながら泳ぐ。
です。
10分経ったら笛を吹いて上がらせ、50m区切りでその日の成果を聞きます。
6年生でも700m泳げる子は稀ですが、得意な子も苦手な子も自分の目標をもって取り組み、続けるうちにどんどん伸びていきます。
10分間泳はちょっとがんばれば、伸びが大きくなるので子どもたちが自己有用感や達成感を感じやすいという利点があります。
指導者も子どもたちの伸びを喜び、「やったね!」「がんばったね!」と認めて、さらにやる気を引き出しましょう!
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