器械運動について~マット運動(文部科学省)

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作成者:横山 尚人 (Edupedia編集部)さん

1 はじめに

こちらの記事では文部科学省の許可を得て、文部科学省ホームページ上の「小学校体育(運動領域)まるわかりハンドブック」の内容をご紹介しています。

また、本記事と関連して文部科学省動画チャンネル上の「小学校高学年体育(運動領域)デジタル教材」も掲載しております。

2 関連動画

本記事と関連した実践の動画です。本記事と合わせて下の動画を参照されることもおすすめします。

「小学校高学年体育~04 マット運動:文部科学省」

3 実践内容

器械運動(マット運動)について

この領域について

  • 技を身に付けたり、新しい技に挑戦したりするときに楽しさや喜びを味わうことのできる運動です。
  • 技を組み合わせて行ったり、集団で組み合わせて演技をしたりするときにも楽しさや喜びを味わうことができます。
  • 他の領域と違って、体の回転や倒立など、日常生活では通常行われない動きを含んだ運動を行うことが特徴です。

内容構成

指導内容

(1)技能

次の運動の楽しさや喜びに触れ、その技ができるようにする。

  1. マット運動では、基本的な回転技や倒立技を安定して行うとともに、その発展技を行ったり、それらを繰り返したり組み合わせたりすること。
  2. 鉄棒運動では、基本的な上がり技や支持回転技、下り技を安定して行うとともに、その発展技を行ったり、それらを繰り返したり組み合わせたりすること。
  3. 跳び箱運動では、基本的な支持跳び越し技を安定して行うとともに、その発展技を行うこと。

(2)態度

  • 運動に進んで取り組むこと。
  • 約束を守り助け合って運動すること。
  • 場や器械・器具の安全に気を配ること。

(3)思考・判断

  • 自己の能力に適した課題の解決の仕方や技の組み合せ方を工夫すること。

授業づくりの視点

授業づくりの考え方

  • 技能の程度に応じた技を選んだり、課題が易しくなるような場や補助具を活用したりして、基本的な技を安定して行ったり、発展技に取り組んだりするようにします。また一人一人が自己の課題をもって工夫しながら取り組み、仲間で互いに励まし合い、助け合って、学習を進めていくことができるようにします。特に安全に学習ができるよう、技の選び方、器械・器具の点検、安全な場の確保などについて十分指導します。技ができるだけでなく器械運動の楽しさを広げるため、集団で演技をするなどの活動を取り入れることもできます。

ポイント

楽しさや喜びに触れるように技を習得するための運動の行い方や場を工夫する

  • 【運動の行い方の工夫】

児童が基本的な技を安定してできるよう、易しい場や条件のもとで段階的に取り組めるようにします。
  また、ペアやグループで動きを組み合わせて演技する活動を取り入れることにも配慮します。

  • 【運動の場の工夫】 

児童が自己の技能の程度に応じて基本的な技や発展技に取り組んだり、技を組み合わせたり繰り返したりして活動を工夫することができるよう、運動の場や用具等を工夫します。

課題の解決の仕方がイメージできるように言葉がけを具体的にする

  • 児童が友達と助け合って進んで取り組むとともに、運動の課題の解決を目指す活動を工夫し、基本的な技やその発展技などができるよう、よい動きを児童が具体的にイメージし、自己の課題の解決に結びつく言葉かけを意図的に行うようにします。

2年間の計画(マット運動の例)

授業づくりの留意点

楽しさや喜びに触れるように技を習得するめの運動の行い方や場を工夫する

  • 【運動の行い方の工夫】

児童が基本的な技を身に付け、運動の楽しさや喜びに触れることができるように、導入の段階で基礎となる動きや感覚を段階的に確認したり習得したりできる易しい運動を取り入れることは有効です。
  児童の発達の段階から、一人で行うことに加えて、ペアやグループなど集団で取り組み、できる技を組み合せ、動きを合わせて演技する活動を取り入れることもできます。

  • 【運動の場の工夫】

児童が自己の能力に適した技を安定してできるようにしたり、その発展技に取り組んだり、技を繰り返したり、組み合わせたりできるように、自分の力に応じた練習の場や方法を選べるようにします。
  また、すべての児童が一通りの技を体験できるように、易しい課題の場や補助具を用意したり、学習カードや掲示物等により技の練習の仕方やポイント、動き方を知る機会を用意したりすることも大切です。

課題の解決の仕方がイメージできるように言葉がけを具体的にする

  •  児童が基本的な回転技や倒立技に取り組み、それぞれについて自己の能力に適した技ができるように、毎時間の指導のねらいを明確にし、児童の課題の解決に結びつく言葉がけを具体的に行うようにします。

児童のこんな姿を目指す

※転載元はこちら

(2016年8月時点のものです。)

4 編集後記

器械運動は、様々な技があり、子どもたちの得意不得意の差も大きな分野だと思います。スモールステップで自分の力にあわせて各段階の技に挑戦できるような授業づくりが重要だと感じました。仲間同士の学び合いの要素もあります。動画も参考に、ぜひ取り入れてみてください。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 横山 尚人)

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