朝の読書

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作成者:matui hiroshi (Edupedia編集部)さん

1 様々な取り組み

一口に朝の読書といっても、各校、各学級での取り組み方は様々のようです。数校の実情を聞いて、「朝の読書の取り組み」をまとめてみました。
姉妹記事として、
「読み聞かせ」の工夫12例
読み聞かせは大切な機会

も、ご覧ください。

2 目的

・「読書好きな子を育てる」という国語の学習指導的な要素。
・子供に読書習慣を身につけさせる。
・ねらって行う朝読書があれば、「落ち着いて学習に臨む姿勢をつくる」という生活指導的なねらい。
・「読書」というよりも「読字」という作業をさせることによって子供の集中力を高めて一・日の授業に臨む準備をする。
・読書情報の交換を図る。
・朝から子供たちだけでがやがや朝の会をやらせておくのはまずいから、その代わりとして。

3 期間等の設定

・1週間に1回。週末金曜日のみ。
・各種朝会のある水曜日を除いて毎日朝読書。
・年間通して朝の時間はずっと読書タイム。
・本校では毎週、水と金が朝の読書の時間で、10分間とっています。
・1か月強の期間、秋に朝全校読書です。
・全校で決めた読書月間等の期間の他は、担任が裁量して朝の読書の期間を決める。
・朝ではなく「昼読書」となっています。そうじの時間が終わって,10分間ほどの読書タイムです。掃除が終わった者から席について読書を開始する。

4 時間

・10分間でした。そのほかの曜日は朝学習と称したドリル学習。

5 ルール

・本は自分で準備しておいて原則的に学級図書を借りない。
・家から持ってくる。
・家から持ってこない。
・前日昼休みに図書館で本を借りておく。
・朝きたときに机の上に本を置いておく。
・読書時間中に友達との本の交換はしない。
・担任が早く教室に行っていっしょに読む(自分の本を)のがいいそうですが、職員朝集やその後の教師同士の打ち合わせがあるため、行けないことも多い。
・職員朝集が終わって担任が教室に到着するまでの間、当番の教師が各教室を循環してトラブル対処をする。
・マンガはだめ、あまりにもすぐに読める絵本はだめ。
・教室に学年で教師が選定する指定の「必読図書」30冊ほどの本が設置されている。
・教師もその場にいて、黙って読むことは大原則。それが、子供の読書に対するモチベーションを高める。
・朝読書のために職員の朝集をとりやめたり短縮化したりする。必ず、教師が教室に行ってから、よーいドンで始める。
・放送委員会(図書委員会・日番・読書係)が読書タイムの間、静かな音楽を流す。

6 成果と考察

・継続して行う朝読書のほうがいい
・時間はかかるけれど読書が苦手な子にも集中して本を読むことのよさを伝えることができる。

7 困ったこと・ネガティブな意見

・中にはルールが守れないクラスもあって、ざわついていたりします。
・ざわつく子供ほど本が用意できていなかったり、読むことが苦手だったりします。
・朝の時間の使い方は担任任せで学校として同じ歩調をとっていなかった。(学校で読書週間等を設定していない)
・10分は短すぎて途中で読めなくなるのは気持ち悪い。
・本なんて好きな時に好きな場所で読めばいいと思っているところがあって、決まった時間によーいドンでクラス全員が黙々と読んでいるというのは少々気持ち悪いです。
・子供に持ってこさせると、このごろはおフザケの本もあって、線引きが難しい。おバカ本で大騒ぎになっていたことも。
・学級文庫が充実していないため、子供が持ってくる本に限界があり(本のない家も多い)、読む本不足になる。
・本来ならば教師も一緒に読むべき時間にしたいと思っていますが,現実的には学習ノートを見たり,連絡帳を確認したりする時間になってしまっています。このことは,読書の時間だけでなく,業間時間に課外的な活動が多く入れられていて,教師も子どももハードな時間で動かざるをえない本校の課題だと思っています。
・今年度(2009年)は時間割のコマが1時間増えたこと,行事の精選,日課表の問題などをクリアしつつ,これまでの教育課程全般を見直さないと朝読書が形骸化してしまうのかなと思っています。
・朝は基礎基本徹底のためのプリント学習や反復学習をさせたい。

8 オプション

・たまに教師が読み聞かせ。
・担任による読み聞かせではなく、他のクラスの子供にも読んであげる「先生たちの読み聞かせ大会」のような企画を取り入れている。
・フリースペースを利用して6年生が1年生を膝に乗せて本を読んであげる。→→→教室では下手な音読しかできない6年生でも、1年生の教室に出張させると、表現力豊かに読んであげているようなことがあります。
・2年生が1年生に本を読んであげる。
・地域の方や図書館の方に読み聞かせ。
・毎週金曜日に読み聞かせのお母さん達がクラスにきてくれています。
・PTA・地域から本の寄贈を募って、学級文庫の充実を図っている。
・図書室の管理は、保護者の方が協力してかなり整っている状態です。

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