効果的な学習
「漢字の効果的な学習のさせ方がわからない…」
新採から5年、ずっとそう思い続けてきました。
そんなとき、学力研の久保齋先生のお話をうかがう機会があり、その方法を使って、以下のように学習を組み立てると、はじめて手ごたえのある結果が出てきました。
私と同じように漢字学習で悩む先生の参考になれば幸いです。
【漢字定着の推移】
50問実力テスト(6月)…正答率70%
50問実力テスト(7月)…正答率72%
・・・8月下旬より、実践を開始・・・
100問実力テスト(10月)…正答率82%
⇒同じ問題、問題数ではないため単純比較はできないが、10ポイント程度上昇。
【実践方法】
・朝の帯時間で新出漢字を学習する(1日2文字)
・昼の帯時間(5日間)のうち、3日を使って、漢字カルタを行う。
・国語を毎日2校時に設定する。
・国語の時間の最後7分を使って、毎日10問テストを行う。
・できた子のテストからその場で採点し、直しまでをさせきる。(あとに中間休みがある2校時の最後にテストをすることで、ゆっくりな子も直しまでできる)
・10問のうち5問は、その前の日にやった問題と同じものを入れる。(これによって、苦手な子もある程度の点数がとれる)
・漢字テスト用紙は、音読の宿題のチェックシートを兼ねる。(これにより、毎日、保護者が目を通すようになる)
・テストの問題は、毎日の漢字の宿題の範囲とは無関係に出題する。
【漢字テスト用紙】
ご参考までに、こちらから。
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