1 1週間の予定表を簡単作成
毎週の時間割や行事予定が入った1週間の予定表を、簡単に作成できるエクセルファイルです。エクセルなどで作成された行事予定をシートにコピーし、後は自分のクラスの時間割を入力するだけで、その年度のカレンダーに合わせた毎週の予定表が自動作成されます。
通常のエクセルファイルなので新たなソフトのインストールは必要なく、エクセルが使えるパソコンならどこでも、だれでも使うことができます。
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2 自分のクラス・学校に合わせた予定表を作成できる
教師の毎日のスケジュール管理は意外と面倒なもの。行事がいくつも重なったり、それに伴って授業が変更になったり…、変更を忘れて焦った経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
最近は教師用にカスタマイズされた予定表やノートなども見かけますが、行事や時間割をすべて手で書き込むと手間がかかります。この「週予定作成ファイル」を使えば、多忙な中のスケジュール管理を楽に行うための予定表を簡単に作成することができます、
使い方は次の3ステップです。
1.行事予定を入力する
「年間計画」のシートに自分の学校の行事予定を入力します。このシートは万年カレンダーになっており、クリックして年度を選択するだけでカレンダーが自動的に切り替わります。
あとは行事予定を入力します。もともとエクセルで作成した予定表があれば、コピーして貼り付けるだけで作業は完了です。
2.時間割を入力する
「時間割表」のシートに自分のクラスの時間割を入力します。「国語」「算数」といった教科であればクリックするだけで入力が可能です。
クリックで入力できる教科名は、学校の実情に合わせて変更が可能です。また専科担当の先生や中高の先生方であれば、教科名を「6年1組」「3B英」といったものに変更して予定表を作成することもできます。
3.予定を修正する
2つのシートに入力出来たら、各週の予定表が自動作成されます。基本的にはこれで完成ですが、前もって時間割の変更が分かっている場合(始業式や終業式、運動会、遠足など)は、その部分の時間割を削除して直接入力することができます。行事予定も同様に変更できますので、不必要な情報を削除して自分に関係のある行事のみを残す、といったカスタマイズも簡単に行えます。
3 各学校のカリキュラムに合わせて
この「週予定作成ファイル」は年間通じて時間割が同一の学校向けの「通年バージョン」と、隔週で時間割や週休日が変わる学校向けの「隔週バージョン」があります。
「隔週バージョン」では第2・4週をA時間割、第1・3・5週をB時間割として、それぞれ別の時間割が入力できます。入力した時間割はそれぞれの週の予定表に反映されるようになっています。
このようにして作成した予定表は、パンチで穴をあけてファイリングしたり手帳に貼り付けたりして活用できます。各々の授業についてメモできるスペースも設けてありますので、日々の気づきを記録する備忘録としても使えます。手軽に使える予定表として先生方に愛用していただければ幸いです。
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4 実践者プロフィール
中西 毅(なかにし たけし)
1967年生まれ。大阪府公立小学校教諭を経て、現在関西学院初等部教諭。主にエクセルやワード、パワーポイントを使った、日々の実践に役立つファイルの製作に取り組んでいる。
(2016年2月27日現在)
5 編集後記
とても簡単で、無駄のない、最低限の機能をそろえたエクセルファイルです。アレンジの幅が広いので、各学校の実情に合わせて、なおかつ手軽に作成できることが最大の魅力だと思います!先生同士で同じフォーマットのシートを使うことで、予定の共有や管理も、容易になります。実際に使用された感想や、活用方法をコメントなどで教えていただけると嬉しいです!
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 佐竹琴奈)
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