不定詞(名詞的用法)のアクティビティ
定番の I want to be 〜 .(〜になりたいです。)の形で発表させる。ただし、なりたい職業だけを発表させるのはつまらない。職業に限らず、自分の将来のことならどんなことでも発表の対象とする。多少現実味がないものや妄想気味なものもよしとする。
例文
I want to be a member of Nogizaka 46.
(私は乃木坂46のメンバーになりたいです。)
I want to be a player of Giants.
(私はジャイアンツの選手になりたいです。)
I want to be a wife of 〜 .
(私は〜の奥さんになりたいです。)
このように団体名や個人名など固有名詞を入れたら、発表がさらに盛り上がる。
これくらい例文を挙げたら、他の様々な I want to be 〜 . の文を生徒たちもイメージできる。
不定詞(副詞的用法)のアクティビティ
どの地域にも、住民のほとんどが行くショッピングモールやデパートがある。そういう所へ行ったら必ず見る店を、不定詞を使って発表させる。
例文
I go to AEON MALL to see UNIQLO.
(私はユニクロを見るためにイオンモールに行きます。)
I go to LaLaport to see NIKE.
(私はナイキを見るためにららぽーとに行きます。)
クラスメイトの好きな店やブランドがわかるので、生徒たちも意欲的になる。
比較級のアクティビティ
気心の知れたクラスメイトと自分とを比べた英文を、比較級を使って発表させる。多少盛った内容でもよいことにする。
例文
I am stronger than Mr. Sato.
(僕は佐藤君より強いです。)
I am smarter than Ms. Tanaka.
(私は田中さんより頭がいいです。)
I am more beautiful than Ms. Suzuki.
(私は鈴木さんより美しいです。)
(自分の授業では、〜 er than… の形と more 〜 than …の形をまとめて教えている。その方が生徒が混乱しないからである。)
この発表は全員にやらせるのは無理なので、希望する生徒のみが行う。
時間に余裕があれば、発表の内容が真実かどうか、その場で証明させてもいい。そうすれば授業がさらに盛り上がる。自分の過去の授業では、例えば I am stronger than 〜. と発表したら、その2人に腕相撲や指相撲で勝負させた。I am smarter than 〜 . と発表したら、その2人にクイズで勝負させた。
※応用として、以下のような発表でもよい。
例文
I can play soccer better than Mr. Sato.
(僕は佐藤君よりサッカーが上手にできます。)
記事執筆者のプロフィール
栁 俊孝(やなぎ としたか)
大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業
横浜市公立中学校勤務 ※掲載当時のプロフィール
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