絶対盛り上がる英語授業(中学2年)② 「不定詞(名詞的用法)」「不定詞(副詞的用法)」「比較級」のアクティビティ

3
目次

不定詞(名詞的用法)のアクティビティ

定番の I want to be 〜 .(〜になりたいです。)の形で発表させる。ただし、なりたい職業だけを発表させるのはつまらない。職業に限らず、自分の将来のことならどんなことでも発表の対象とする。多少現実味がないものや妄想気味なものもよしとする。

例文

I want to be a member of Nogizaka 46.
(私は乃木坂46のメンバーになりたいです。)

I want to be a player of Giants.
(私はジャイアンツの選手になりたいです。)

I want to be a wife of 〜 .
(私は〜の奥さんになりたいです。)

このように団体名や個人名など固有名詞を入れたら、発表がさらに盛り上がる。

これくらい例文を挙げたら、他の様々な I want to be 〜 . の文を生徒たちもイメージできる。

不定詞(副詞的用法)のアクティビティ

どの地域にも、住民のほとんどが行くショッピングモールやデパートがある。そういう所へ行ったら必ず見る店を、不定詞を使って発表させる。

例文

I go to AEON MALL to see UNIQLO.
(私はユニクロを見るためにイオンモールに行きます。)

I go to LaLaport to see NIKE.
(私はナイキを見るためにららぽーとに行きます。)

クラスメイトの好きな店やブランドがわかるので、生徒たちも意欲的になる。

比較級のアクティビティ

気心の知れたクラスメイトと自分とを比べた英文を、比較級を使って発表させる。多少盛った内容でもよいことにする。

例文

I am stronger than Mr. Sato.
(僕は佐藤君より強いです。)

I am smarter than Ms. Tanaka.
(私は田中さんより頭がいいです。)

I am more beautiful than Ms. Suzuki.
(私は鈴木さんより美しいです。)

(自分の授業では、〜 er than… の形と more 〜 than …の形をまとめて教えている。その方が生徒が混乱しないからである。)

この発表は全員にやらせるのは無理なので、希望する生徒のみが行う。

時間に余裕があれば、発表の内容が真実かどうか、その場で証明させてもいい。そうすれば授業がさらに盛り上がる。自分の過去の授業では、例えば I am stronger than 〜. と発表したら、その2人に腕相撲や指相撲で勝負させた。I am smarter than 〜 . と発表したら、その2人にクイズで勝負させた。

※応用として、以下のような発表でもよい。

例文

I can play soccer better than Mr. Sato.
(僕は佐藤君よりサッカーが上手にできます。)

記事執筆者のプロフィール

栁 俊孝(やなぎ としたか)

大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業
横浜市公立中学校勤務 ※掲載当時のプロフィール

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

この記事は、EDUPEDIAの認定を受けたライターによって書かれたものです。EDUPEDIAは、教育現場での実践経験や教育情報に関する記事の執筆について、様々な方にご協力いただいております。
教育実践の提供や記事執筆にご興味がありましたら、下記リンク(EDUPEDIAお問い合わせフォーム)よりお問い合わせください。
https://edupedia.jp/aboutus#1622473627276-8e2dffba-8002

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次