進行形のアクティビティ
大みそかの夜は、1年で最も気持ちが高揚する時間である。その時間を他のクラスメイトはどう過ごしていたか、知りたがる生徒は多い。そこで、年の明けた1月あたりの授業で、過去進行形を使って大みそかの夜をどう過ごしていたかを1人ずつ発表させる。
例文
I was watching Kohaku on New Year’s Eve.
(私は大みそかに紅白を見ていました。)
I was playing Fortnite on New Year’s Eve.
(私は大みそかにフォートナイトをしていました。)
I was taking a video on New Year’s Eve.
(私は大みそかに動画を撮影していました。)
I was talking to my friend on LINE on New Year’s Eve.
(私は大みそかにLINE で友達と話していました。)
接続詞 if のアクティビティ
もし有名人になれるなら、この人のようになりたい、という形で接続詞 if を使って発表させる。多くの生徒がこういうことを考えた経験があるので、すぐに英文を作ることができる。
例文
If I can be a celebrity, I want to be like Shohei Ohtani.
(もし有名人になれるなら、私は大谷翔平のようになりたいです。)
有名人は全国区レベルでなくてよい。
YouTuberなど、特定の範囲だけで有名な人物でもよい。その場合は発表した生徒に少し補足させる。
There is 〜. / There are 〜. のアクティビティ
クラスの中で、これがあるのは自分の家だけだろうと思うものを、There is 〜 . の形で1人ずつ発表させる。珍しいものや、周りが羨ましがりそうなものを選ぶ。家の中にあるものは多岐に渡るので、少し日本語を使ってもよいことにする。ここでは、自分の授業で実際にあった発表を例文として挙げる。
例文
There is an elevator in my house.
(私の家にはエレベーターがあります。)
There is a サイン of Shohei Ohtani in my house.
(私の家には大谷翔平のサインがあります。)
There is a 3D TV in my house.
(私の家には3Dテレビがあります。)
There is a ghost in my house.
(私の家には幽霊がいます。)
これがこんなに多くあるのは、自分の家だけだろうと思うものを発表させてもよい。その場合はThere are 〜 . の 形で発表させる。
例文
There are three cars in my house.(私の家には車が3台あります。)
have to 〜 (〜しなければならない)のアクティビティ
こんな決まりや習慣があるのは自分の家だけだろうと思うことを、I have to 〜 . の形で1人ずつ発表させる。
例文
I have to drink 青汁 in the morning.
(私は朝、青汁を飲まなくてはなりません。)
I have to go home by 6 p.m.
(私は夕方6時までに家に帰らなくてはなりません。)
I have to run for 2 km before breakfast.
(私は朝食前に2km走らなければなりません。)
I have to stop using smartphone at 9 pm.
(私は夜9時になったらスマホを使うのをやめなければなりません。)
I have to get over 90 points on tests.
(私はテストで90点以上とらなければなりません。)
I have to eat stew with rice.
(私はシチューをご飯といっしょに食べなければなりません。)
I have to go to Keio University.
(私は慶應大学に行かなくてはなりません。)
どの家にも独自の習慣や決まりがあるようで、こういう文章も意外と生徒はすぐ作れる。
記事執筆者のプロフィール
栁 俊孝(やなぎ としたか)
大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業
横浜市公立中学校勤務 ※掲載当時のプロフィール
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