教育問題・教育課題– category –
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学校は戦場だ、教室は戦場だ(後編) ~厳しい現状を切り抜けるには
厳しい現状 前編では、学校の厳しい現状について述べました。私がイメージした「学校が戦場であると思える状態」を表す言葉をいくつか挙げました。 【①地雷原】【②見えない敵】【③巻き込まれ】【④支援の欠如】【⑤身内からの攻撃】【⑥無策】【⑦持続的な不... -
学校は戦場だ、教室は戦場だ(前編) ~なぜ丸腰で戦場に赴く?
なぜ丸腰で戦場に赴く? 【①地雷原】学校にはたくさんの地雷が埋まっています。思わぬタイミングで地雷を踏みます。 【②見えない敵】地雷原の向こうの森では敵がひそんでいて、銃弾が飛んできます。 【③巻き込まれ】流れ弾が飛んでくることもあります。 【... -
「常識を疑い、自分の頭で考え続け、空気を読まない」 ——土佐町から描く、新しい公教育のかたち【鈴木大裕さんインタビュー】
はじめに 「モノに溢れ、何でも買えるこの時代、お金では買えない豊かさがある場所からしか、新しい価値は生まれない」 高知県土佐町。人口3500人足らずのこの町で、教育研究者で町議会議員の鈴木大裕さんはそう確信しています。 10月初旬、収穫間際の黄金... -
「シン・学校改革」西村祐二著 ~教師の残業と給特法
現場のリアル、給特法のリアル この記事でご紹介する「シン・学校改革」(以下「本著」)には、著者である西村祐二氏(以下、「著者」)が関わってきた学校改革の経緯が書き記されています。現場の働き方改革がうまくいかない原因の一つである給特法(公立... -
乱暴な言葉を防ぎ、優しい言葉を増やす授業 ~指導の具体
乱暴な言葉でクラスの雰囲気が悪い 乱暴な言葉がどうしていけないのか、クラスを蝕むのかについては、関連記事をお読みください。 小学生の言葉遣い指導~乱暴な言葉遣いを減らすには?~ | EDUPEDIA マイナス発言への対処 ~学級指導 | EDUPEDIA 「うざ... -
子どもと向き合う教員のかまえ【「個別最適な学び」の核心に迫る〜ひとりひとりに向き合う教育のこれから〜】五月祭教育フォーラム2023 パネルディスカッション第2部
1 はじめに この記事は、2023年5月14日に東京大学本郷キャンパスで実施されたNPO法人ROJE主催 五月祭教育フォーラム2023「『個別最適な学び』の核心に迫る〜ひとりひとりに向き合う教育のこれから〜」内で行われた、パネルディスカッション(第2部)の... -
「先生2.0」(能澤英樹)【書籍紹介】 ~次世代の学校への提言と応援
現場のリアルと客観的データ 著者は本書で、 学校は、同一地区に住む、6~15歳の子どもを全員集め、同年齢の40人以下の「学級」を作り、部屋に閉じ込め、一斉に(半強制的に)好きでもない勉強をさせる(場所) であると表現している。そして、それはもは...
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