1.1 電気の働き
この実践は文部科学省から許可を得て、文部科学省ホームページ上の「先生応援ページ」より転載させて頂いております。ここから指導案もダウンロードできます。
1 単元のねらい
電気の働きについて興味・関心をもって追究する活動を通して,乾電池のつなぎ方や光電池に当てる光の強さと回路 を流れる電流の強さとを関係付ける能力を育てるとともに,それらについての理解を図り,電気の働きについての見方 や考え方をもつことができるようにする。
2 単元の内容
乾電池や光電池に豆電球やモーターなどをつなぎ,乾電池や光電池の働きを調べ,電気の働きについての考えをもつことができるようにする。
ア 乾電池の数やつなぎ方を変えると,豆電球の明るさやモーターの回り方が変わること。
イ 光電池を使ってモーターを回すことなどができること。
ここでは,乾電池の数を1個から2個に増やして豆電球を点灯させたり,モーターを回したりすると,その明るさや回 転数が増す場合と,乾電池1個につないだときと変わらない場合があることなどから,電球の明るさやモーターの回り 方の変化を電流の強さと関係付けながらとらえるようにする。
また,乾電池の向きを変えるとモーターが逆に回ることから,電流の向きについてもとらえるようにする。
さらに,光電池にモーターをつないで,光電池は電気を起こす働きがあることや,光電池に当てる光の強さを変える と,モーターの回り方が変わることなどから,光電池に当てる光の強さと回路を流れる電流の強さとを関係付けてとら えるようにする。 ここでの指導に当たっては,「直列つなぎ」と「並列つなぎ」という言葉を使用して考察し,適切に説明できるよう にすることが重要である。
引用元
文部科学省ホームページ「先生応援ページ」(授業資料・学習評価等)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/index.htm
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