わたしの「あ」あなたの「ア」〜楽しく声を出してみよう〜(シリウス)

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目次

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。

シリウスのホームページはこちら→ 静岡教育サークル/シリウス

2 実践内容

「あ」という言葉にも、いろいろな読み方があることを知るために、「わたしのあ あなたのア」という詩を学習した。

まず初めに、
詩(あⅠ)に抑揚をつけずに範読した。読み終わったあとで

「いろんな「あ」があるけれど、みんな同じ読み方でいいのかな?」
と尋ねると「だめー」との声、声、声。

どうやって読んだらいいのか、自分で練習をしてみよう
ちっちゃな「あ」では聞こえない声、大きな「あ」では教室に響きわたり、悲しい「あ」は泣きながら、とぼけた「あ」では目がうつろになりながら読んでいた。子どもたちは、楽しみながら、それぞれに詩を楽しんだ。

次に

「みんなで声をそろえて読んでみよう。」

小さなときには、小さな「あ」、大きなときには、大きな「あ」のように言葉に合わせて、読むことができた。

「あⅠ」ができたところで、同じように「あⅡ」についても読むことにした。あⅡはあⅠよりも難しく、高い声と低い声をはっきり区別しなければならない。それでも詩のリズムが心地よいのでしょう。読み終えると何人かが必ず笑い声をあげる。「先生、もう1回読もうよ」とアンコールがかかった。「あ」にもいろいろあることを勉強しました。

「あたしのあ あなたのア」

「あⅠ」

ちっちゃな あ おおきい あ あたしの あ あなたの ア!

かなしい あ たのしい あ あたしの あ あなたの ア!

びっくり あ とぼけて あ あたしが あ あなたも ア!

いっしょに あ ひとりで あ あなたと ア! かわりばんこに あアあア・・・

「あⅡ」

ひくーい あ たかーい あ じめんの あ おそらの あ

わらって あ おこって あ あしの あ あたまの あ

あたしの あ あなたの あ かわりばんこに あー あー あー あー

はしってゆくよ パトカーが あー あー あー あー

参考図書「教材開発」(明治図書)90年5月号

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス

1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

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5 編集後記

この記事は、言葉、そして文字にいろいろな読み方があることを知ることのできる授業について取り上げています。子どもの側から「もう一回読もうよ」とアンコールがかかるほど楽しい、このような授業に私も参加してみたかったです。ぜひ実践してみてください。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 吉田 明香音)

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