チャック袋で保冷剤とカイロを作ろう~とうきょうりかだいすきラボ④~

1　はじめに

この記事は、学校法人東京理科大学の「とうきょうりかだいすきラボ」のサイトより、許可を頂き転載しております。
　とうきょうりかだいすきラボhttp://www.tus.ac.jp/daisukilabo/index.html

2　とうきょうりかだいすきラボ

とうきょうりかだいすきラボとは

学校法人東京理科大学で開催しているさまざまな科学啓発イベントの内容を広く知ってもらいたい、そして未来の科学者に科学や技術の楽しみを知ってもらいたいという思いから、開設されました。
サイト内では、小学校低学年の児童など誰もが再現できるように、様々な実験を動画でわかりやすく紹介しています。

とうきょうりかだいすきラボ概要

科学実験には「なぜ？」「どうして？」と自分からすすんで考えるきっかけがたくさんあります。理科がちょっとニガテという人でもやってみたくなる実験がきっと見つかります。実験のようすをムービーで見ることもできるから、夏休みの自由研究にぴったりです。　（とうきょうりかだいすきラボ　サイトより引用）

3　実践内容

チャック袋で保冷剤とカイロを作ろう

(とうきょうりかだいすきラボより)

①保冷材の実験

用意するもの　

• 尿素
• 水
• チャック袋

実験方法

• チャック袋に尿素を入れる。
• 水を入れチャックを閉める。

これで完成！

解説

保冷材は尿素と水が化学反応し熱が吸い取られ冷たくなります。

※小さなお子様は、大人の方と一緒に実験してください。

②カイロの実験

用意するもの　　

• 粉状の備長炭
• 鉄粉
• 食塩水
• ティッシュペーパー
• チャック袋

実験方法

• チャック袋に鉄を入れる。
• 粉状の備長炭を入れる。
• チャック袋にあわせティッシュペーパーをちぎる。
• ティッシュペーパーを食塩水に浸しチャック袋に入れる。
• チャック袋をもむ。

これで完成！

解説

水と塩、鉄と炭で熱を発生させます。酸素と鉄がくっついたことで温かくなります。

4　編集後記

1つでは何も起こらないものが、いくつか合わさって化学反応を起こし普段使っているカイロや保冷材になるのを体験できるのは、子どもたちにとってとても面白いと思います。手軽にできる実験なので、季節にあわせて行ってみると良いのではないでしょうか。
（編集・文責：EDUPEDIA編集部　宇野　元気）