私の町を知らせよう(シリウス)

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目次

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

 

単元名

「私の町を知らせよう」
 

目 標 

下絵をみながら、絵には濃い部分、薄い部分があることで光の向きを表現できることに気づく
 

展 開 

教師の働きかけと予想される児童のあらわれ

見本の絵を見て、色の塗り方のよいところを探そう
* 同じものでも色を少しずつ変えて塗っている
* ていねいに塗っている
* 同じものでも、濃く塗っているところ、薄いところがある
* 光が当たっているように見える

自分のスケッチの中の中に、光の当たっている方向を書き入れよう
* 光の方向を矢印(→)で書き入れる
* 濃く塗る部分を鉛筆で塗ってみる
* 絵の中心になる部分にスポットライトが当たっているように表す

色の塗り方に注意して、絵を描こう    
* 同じものでも色を少しずつ変えて塗る
* ていねいに塗る
* ものでも、濃く塗ったり、薄く塗る
 
留意点    
* 机は、脇に寄せる
* 児童からでなければ、教師から提示する
* 児童によって異なるので、個々にアドバイスする
* 見学の時の写真を見て参考にする
* 個々の作品を見ながら個別指導をする

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

図工の時間はイメージ語るとなかなか伝わらず、先生がアドバイスをすることが難しいと感じていましたが、教師がこのように働き掛けると生徒が自発的な工夫をたくさんしてくれると思います。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 小川真里菜)

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