折り染め習字~和風デザインを楽しもう~(シリウス)

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目次

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

一枚の紙を折って色を染み込ませたあと広げると、きれいな模様ができます。これを折り染めと呼びます。折り染めで作った半紙に好きな文字を習字で書いて和風デザインを作りました。
まず、最初は半紙づくりです。
折り染めで半紙を作りましょう。
(1)半紙を好きな形に折ります。
(2)パレットの大きな部屋の中に、色水をつけます。濃い目がよいです。
(3)色水につけて半紙に色をつけます。3色ほどがよく、白い部分を残します。
(4)広げて乾かします。
 ※(2)はパレットよりもプリンカップなどの容器の方がよいです。
半紙が乾いたところで、習字をしました。
どんな字を書くか好きな言葉を選びましょう。
どんな文字を書くかも重要なポイントです。国語辞典を見ながらあれこれ迷いに迷っていました。心を表すような言葉がよいことをアドバイスしました。キレイですてきな作品ができあがりました。

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

私は小学校の時、習字を習っていました。習字は字の大きさや形でその人の性格が表れるので、とても面白いです。折り染めと習字の組み合わせは日本でしかできないものなので、このような日本独自の経験を多くしていくといいなと思いました。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 進藤貴永)

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