1 はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/
2 内容実践
葉脈しおりづくり
しおりを作るのに適した葉
つばき・みかん・きんもくせい・パキラ(観葉植物)
椿は煮え上がるのが早く、葉脈もきれいでした。
もちの木はしおりづくりに適していません。
葉脈しおりの作り方
①水酸化ナトリウム30gを300ccの水に溶かす。
②溶液の中に葉を入れて、アルコールランプを使って煮る。
③葉が茶色になってぶよぶよになったら、ピンセットで取り出す。
④歯ブラシを使って、たたく。 葉脈の筋だけが残る。
⑤色画用紙、レザック紙に葉脈の葉をのりで貼る。
⑥好みに応じてブッカを貼って補強する。
⑦パンチで穴をあけて、紐を通せばできあがり。
3 プロフィール
静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。
4 書籍のご紹介
「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)
「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)
「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)
「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)
5 編集後記
これから、葉も色付いてきます。秋探しを行い、しおりを作成すると思い出に残るのではないでしょうか。しおりを作成すると、葉脈を見る機会ができます。新しい発見もありそうです。自分で作成したしおりで、読書の秋にするのはどうでしょうか。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 白川 真帆)
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