【総論】保護者や地域との関係づくりも、教師にとっての大切な仕事

発信だけではなく、地域の声を吸い上げることが求められる

近年、学校では教師と保護者・地域とが連携して子どもたちへの指導を行えるよう、学校から積極的に情報を発信している。その一方では、地域の声を積極的に取り入れようとする動きがかなり浸透してきている。

たとえば、「オープンスクール」や」「学校開放日」などと呼ばれる日を設けて、保護者や地域の方々が、1日の間、自由に授業や子どもたちの様子を見ることができるようにしているのは代表的なものの1つ。ほかにも、学区内の各地域に教師たちが赴いて、その地域で懇談会を行う「地区会」などと呼ばれる機会を設けているのも同様の目的だ。教師は、これらの会に参加をすることはもちろん、日時の設定や告知、会の運営をすることも重要な仕事となる。その場でさまざまな意見を聞いたら、それを集約して教師の間で共有したり、改善が必要なことがあった場合はすぐに対応をしたりと、保護者や地域の方々の声を「聞いただけ」にしないことも求められる。

担任として最低限やるべきこと

学級担任としては、授業参観や学級懇談会などは、保護者に子どもたちの学校での様子を見てもらったり、ほかの保護者も交えて意見をうかがったりするための重要な機会。懇談会では教師が中心になって話を進めていくことが求められるので、保護者に指導方針や学級の現状について話をすることが必要になる。

ただし、こうしたことは年に数度の懇親会などの機会だけに委ねるのではなく、学級通信や連絡帳といった手段で、保護者に学級担任としての考えを発信したり、子どもたちの学校での様子を伝えておくことが重要だ。

また、保護者との日常のコミュニケーションとしては、その日に体調が悪そうな子どもや、様子がいつもと違うと感じた子ども、あるいは友達とトラブルがあった子どもなどがいた場合は、保護者に電話でその様子を伝えるなど、細かいことでもフォローをすることも必要になる。それが、未然のトラブルを防いだり、信頼関係の構築に役立つからだ。

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