【総論】面接の対策

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面接という「形式」にとらわれず、書くこと・考えることを通して答える内容を磨いていこう

面接対策は、論作文の対策と重複する部分が少なくありません。「話す」のか「書く」のかというアウトプットの仕方こそ違いますが、教育観や理想の教師像、教育の動向についての自分の考えなどを明確にするなど、根本的な部分は同じだからです。

ただ、「話す」にあたっては、まず自分の考えを「書く」ことによって整理をすることが不可欠。話すことばかりにとらわれてしまうと、考えを深めたりそれらを整理したりというプロセスが欠落してしまいがちです。実際、いくらスムーズな受け答えができたとしても、その内容が深まっていなければ、面接官の心に響くようなものにはなりません。ですので、当面は論作文対策などを通じて書くことを重ね、それによって内容を深める方に専念すべきだといえるでしょう。答える内容自体が用意されていれば、面接の形式に合わせたアウトプットの仕方、つまり話すこと自体への慣れは、4月くらいからの対策で十分に間に合います。試験に向けては、模擬面接を数多く行うことが必須ではありますが、模擬面接は短期集中の方が効果的なので、形式にとらわれず、答える内容や自信を持って答えるための知識と経験を身につけることを重視してください。

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