【指導案】私の取扱説明書「トリセツ」(関西中高まなびプロジェクト)


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1 はじめに

この記事は、NPO法人ROJE(日本教育再興連盟)関西中高まなびプロジェクト(通称:関西まなぷろ)のキャリア教育をテーマにした授業実践をまとめたものです。
 今回は2018年4月27日(金)に京都市内の通信制高校の高校1年生を対象に実施した私の取扱説明書「トリセツ」をご紹介します。この授業ではワークシートを用いて、生徒が自己理解・自己表現をできることを目的にしています。
 指導案やワークシートのデータも添付しておりますので、ダウンロードして毎日の授業ですぐに用いていただけます。
※関西中高まなびプロジェクトの詳細については本記事の最後に掲載してあります。

2 授業の主題・ねらい

〇授業の主題

 私の取扱説明書「トリセツ」

〇授業のねらい

自己理解・自己表現
・自分の特徴を言語化することで自己理解に繋げる
・自己表現をしやすい場を作る
・他者に対して自己開示を行うきっかけをつくる

3 授業形態

人数に合わせていくつかのグループに分け、1グループにつき1人の大学生がファシリテーターとして加わりました。また、授業進行を務める司会兼タイムキーパーとしても大学生を1人配置しました。

4 授業の流れ

 
対象の生徒→京都市内の通信制高校に通う高校1年生15人
授業時間→40分

①1分以内にクラス全員で名前の50音順に並ぶ(アイスブレイク)

大学生も混じって行います。またこの際に1年生ということもありお互いの名前をよく知らないという場合もあるため、名字ではなく下の名前を使いました

②本時の主題の確認と授業説明 

  1. 本時の主題である【私の取扱説明書「トリセツ」】のワークシートの内容、書き方確認する
  2. 司会が例を示して、生徒にワークシートを使って何のためにどのようなものを作ってもらいたいかを説明する
  3. 授業のルールを確認する

③ワーク1

ワークシートに従って「トリセツ」を作成します。名前や誕生日だけでなく、以下のように生徒一人ひとりの取扱説明書らしい項目をたくさん作りました。

④ワーク2

ワークシートをもとに作った自分のトリセツの紹介を班内で行います。

⑤まとめ

本時のねらいと、授業を通してのメッセージを伝えます。
 
〇指導案・ワークシート
指導案のダウンロードはこちらから↓
pdfファイル→指導案(pdf)
 
ワークシートのダウンロードはこちらから↓
pdfファイル→トリセツ ワークシート (pdf)

5 授業の振り返り

〇授業の感想・反省

自分の取扱説明書を作ることを通して自己理解・自己表現を深めてもらおうという思いで、今回の授業を行いました。また授業を通して「自分の魅力を伝える」ことを意識してもらうようにしました。ワークシートの項目によってはつまずくところもあったようですが、大学生や他の生徒との交流を通してうまく自己理解や自己表現ができていたと思います。大学生との授業も初めてで、年度が変わり生徒の間にもまだ少し心理的な距離がありましたが、アイスブレイクから実際のワークを通して生徒同士でも交流を深める良いきっかけになったのではないかと思います。

〇生徒の反応

 
*ワークシートを書くのに戸惑っている子
自信がなさそうな子にはワーク中積極的に声がけをし、書き始めるきっかけになりそうな問いかけをするなどして対応しました。また質問して答えてくれた際には目線を合わせたり頷きながら聞いたりすることを心がけました。
*つい喋りすぎてしまう子
クラスのムードメーカー的な存在の子は、よく発言し他の子の発表も積極的に聞き反応してくれます。しかしつい喋りすぎてしまうことがあるのでその場合は注意して対応しました。また周りに配慮するよう注意を促すときには、その子のモチベーションが下がらないように気をつけました。その際には、なるべくネガティブワードを使わないようにしました

6 プロフィール

 
NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)関西中高まなびプロジェクト
京都市内の大学に通学する大学生20人ほどで活動中。
月に1度、京都市内の通信制高校でキャリア教育ををテーマに授業を企画及び実践を重ねており、「自分を知ること」や「進路を決めること」を、高校生と大学生が学び合いながら一緒に考えています。また、京都市内の私立中学校でも不定期でイベントを開催中。
詳しくは以下のリンクから↓
HP【https://kansaimanapro.amebaownd.com/
Twitter【https://twitter.com/rojekansaikouko

まなぷろ授業ルール画像.jpg

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