はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
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「早口ことばのうた」(藤田圭雄)
言葉遊びのうたを楽しんだ。
「早口ことばのうた」
藤田圭雄早口ことばをしってるかい
おやゆびしっかりにぎりしめ
くちびるじゅうぶんしめらせて
あたまをひやしてしゃべるんだ
生麦 生米 生卵むずかしそうだがなんでもない
おへそにちからをいれるのさ
ほっぺたよくよくもみほぐし
あおぞらみつめてしゃべるんだ
交響曲 歌曲 協奏曲だれなの見てたのきいてたの
練習中だよだめですよ
ひとりじゃてれるよまごつくよ
ふたりでなかよくしゃべろうよ
消防車 清掃車 散水車
先生が、最初の4行を読みますから、みんなはその後を部分を読んで下さい。
早口言葉の部分もゆっくり読めば、そろって読めるのだがテンポをあげていくと次々と脱落。1回読むごとに早さをあげていった。最高速の時は、「るるる・・」としか言えない子もいた。全体で読んだ後に班ごと読む練習をおこなった。
班の中で役割を決めます。早口ことばを読む人と、そうでない人を決めて読みましょう。
子どもたちは自由に読み方をかえはじめた。最後の「消防車・清掃車・散水車」のあとに「にんどすはっかか・まーひじりき・ほっきょっきょ」とつけ加えていた。意味はよくわからないのだが、音の調子がよく大笑いの群読となった。
「お経」(阪田寛夫)
「お経」という詩を読みます。誰か、読むのに合わせて木魚をたたいて下さい。
読むときに音楽室で借りてきた木魚をポクポクとたたきながら詩を読むと、もうそれだけで大笑い。とどめはトライアングルの「チーン」の音。大爆笑がおこった。
班ごと木魚とトライアングルを用意してありますから、詩を読んでみましょう。
奪いあうように楽器をとって詩を読み始めた。あちこちから笑い声が聞こえてくる。意味はない詩なのだが、読む調子が妙にお経っぽくてその気になってしまう。
「お経」
阪田寛夫電車馬車自動車
人力車力自転車
交通地獄通勤者
受験地獄中高生
合唱練習土曜日
空腹帰宅晩御飯
プロフィール
静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。
(2015年1月時点のものです)

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