小学生に見せたい「理科授業に関連する動画」前編 ~楽しい理科実験vol.22

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動画を探すにはけっこう時間がかかります

理科はできるだけ実験を伴いながら学習したいですし、実験は確認のためのものではなくトライアル&エラーを繰り返しながら進めたいです。それは大前提なのですが、なかなか理科室や学校内ではできない実験もあります。時間の制限もあります。

そこで、子どもたちにせめて映像を見せてあげたいと思ってあちこち適切な動画を探しては見せています。私が考える子どもに見せる適切な動画の条件は、

  • 学習内容とそこそこの関連性がある
  • 動画の長さが適当(長くても15分)
  • 当該学年の児童に理解しやすい内容
  • 当該学年の児童にとって真似をしたら危険であるとか、刺激が強過ぎない内容
  • デジタル教科書やNHKが提供している動画にはないもの

などでしょうか。こうした条件を考えながら、閲覧していると、あっという間に1時間や2時間がたってしまいます(私が科学動画が好きなのもありますが・・・)。刺激が強すぎるかどうかの判断はけっこう難しいです。

本記事は前編で3-5年生の内容に関する動画です。後編はこちら↓↓↓で、6年生の内容に関する動画です。

動画紹介

以下、ベストであるとは言い難いかも知れませんが、小学校の理科授業に関連するおすすめ動画を紹介していきたいと思います。大人が見ても結構面白いものもありますので、是非、面白そうなものがあればご覧ください。学習指導要領が変わると教える内容の学年が変更されることがありますので、平成29年度告示の学習指導要領に対応した学年の順で並べておきます。

時々、動画以外のリンクも貼っておきます。

3年生の内容

3年生は光・風・磁石・種とりなど存分に活動をしながら学べる機会が多いので、動画は要所要所で見られれば良いのかと思います。

でんじろう先生の実験シリーズはよくまとまっているし、短い時間で見せられるのでとても有難いです。

子どもたちに大きなレンズを使わせるのは、火傷の危険が伴いますので避けたいです。あくまで、動画の中の話であるとし、危険性についてもしっかりと話をしておきましょう。特に、太陽を見るのは目に致命傷を負いかねません。

これほど大きい日時計でなくても、運動場や屋上で大きめの日時計を作ると面白いかも知れないですね。

教室で蝶の幼虫を飼っていて、蝶の羽化の瞬間には立ち会うことができますが、脱皮の様子を見られることはあまりありません。

4年生の内容

教科書では暑くなると生きものの活動がさかんになると記述していますが、近年の夏が暑すぎて、様相が変わってきています。「暑い=活発」だけではない様子も見せておきたいですね。

動物がどのように冬越しをするのかについて学習をしますが、寒さが好きな動物がいることもまた教えておきたいです。

ペンギンの生態は本当に謎が多いです。日本を遠く離れた土地の自然についても知っておいてほしいです。

冬越ふゆごしの虫むしを探さがそう

↑↑こちらは動画ではありませんが、とても分かりやすく動物の冬越しを紹介してくれています。

百葉箱の管理が(予算上の関係もあり)難しくなってきて、現任校では廃れてしまって子どもに見せるのを諦めました。百葉箱が管理されている学校でも、百葉箱の観察の前後にこの動画を見せてあげても良いと思います。

河川財団が作った動画で、分かりやすかったです。「雨水」「川」「台風(防災)」の学習で利用すると良いと思います。

天体の学習をする時に是非見せてあげたい動画です。自然の美しさがよく分かります。星座早見盤の真ん中にある北極星ですが、この動画を見ると本当に円の中心に北極星があることが分かります。同様の星空撮影の動画は他にもたくさんアップされており、必見です。

令和の子どもたちは昔話について、ほとんど知らないです。星空の学習の機会に、みせてあげると良いと思います。

小学校で学習するのは水の三態ですが、「凍る」という現象自体がとても興味深いです。

この動画にも類似のものが数多くありましたが、これは動画の長さと分かりやすさがちょうど良いです。

TV局が提供している動画はさすがにまとめ方が素晴らしいです。

水蒸気の爆発的な力がよく分かります。蒸気機関車を動かすだけの爆発的な体積の膨張があるのですね。

氷以外でも融解現象が起こることも知っていて欲しいですね。後の水溶液の学習で「溶ける」と「融ける」の違いも教えておきました。

5年生の内容

雲を上から見られる場所にはなかなか行くことが難しいです。

これほどの濃霧に都会が包まれることはめったにないですね。定義上、「霧は地上にある雲」と言っても間違いがないそうです。

台風の授業は観察や実験が難しいですね。

https://www.exp-top.com/category5

これは↑↑↑過去の台風の通り道を記録しているページです。トップページから見てみても勉強になります。

https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/34.5/137/&elem=all&contents=warning&elem=temp&contents=amedas&interval=60

これ↑↑↑は動画ではありませんが、気象庁の発表する災害警報のページです。

急激に発達した雲が激しく雨を降らせるゲリラ豪雨。雲に遮られ、地表に影ができる様子と、雲の下部と上部での色が違う様子が観察できます。地上は暗くても、雲の上は晴れていることも分かりますね。大雨が降る時には分厚い雲に覆われ、太陽の光がさえぎられるという現象が説明できます。この動画は前半だけで良いと思います。

風の力の凄さがよく分かります。

上記2つの動画は2018年(平成30年)9月4日に上陸した台風21号が、近畿地方に大きな被害をもたらした様子です。台風の脅威がよくわかります。

教科書には大まかな台風の通り道が示されていますが、迷走する台風もあります。

爽快な映像と共に川という壮大な自然を感じることができます。

吉野川は上流がラフティングに適した急な流れであるのに比べて、河口付近の流れは緩やかで、砂が堆積している様子が分かります。

国土交通省が小学生向けに作ってくれているアニメ動画。とてもよく分かりやすくまとまっています。

2021年の静岡県熱海市での土砂災害。思ったよりもずっと土砂の流れは速いです。

2019年の台風19号による千曲川の決壊は衝撃的でした。大きな川が決壊するとたいへんな事になります。

砂防ダム。川の運搬と堆積の作用の様子もよく分かります。人間が川とどう戦うのかについて考えると機会になればと思います。

ヒトの受精から出産までの過程はなかなかセンシティブな部分も多く、「人のたんじょう」の単元を授業するのは難しいですが、私は是非見せてあげてほしい動画だと思います。

出産シーンを撮影して公開しておられる動画はたくさんあるのですが、長さの関係もありなかなか選択が難しいし、センシティブです。軽い出産もあり、重い出産もあり、個人差も大きいです。

ヒトの出産シーンはちょっと刺激が大きすぎると思われるのであれば、イヌやネコの出産の動画を見せてあげるのも良いかと思います。これもまたたくさんアップされていてどれが適切なのかを考えているときりがありません。この動画は若い野良猫が子どもを産みます。ちょっと感動的なシリーズ動画なので、上の動画の前後も見せてあげたいところですが、そこまで入れるととても時間が長くなってしまいますが……。出産前後での野良猫の表情の変化が劇的です。

犬も赤ちゃんに対してけっこう優しいという微笑ましい動画です。ちょっとほっこりしたい時に。

物理の世界の美しさを感じてもらえれば……。

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