卒業文集(文集・作文)をパソコンで作成する

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作成者: 大造 (Edupedia編集部)さん

1 手間がかかる文集作成

卒業文集・学年での文集・キャンプ等の行事での文集…どのくらいの量の文集を発行するかは学校によると思いますが、少なくとも卒業文集を作る機会はどこの学校でも発行しているのではないかと思います~。

「卒業文集の書き方指導」もご参照ください。
http://edupedia.jp/entries/show/372

この文集作りという作業、けっこう手間がかかるものです。

  • 全員にしっかりとした文章を書かせる手間。
  • 校正をする手間。・・・・・清書で失敗されると痛いですね。
  • 書式を整える手間。
  • 製本の手間
  • 早くできた子供と遅い子供の時間調整をする手間

など、てこずることが多いです。長い文章を要求すると、文章を書くことに苦手意識が強い子供がいる場合は、指導に時間がかかり、教師も本人も苦しむ結果になります。

そこで、文集作成にパソコンを使うというのは、ひとつの方法として有効であるかもしれません。卒業文集の完成と言う目的が出来るために、パソコンを使い慣れるきっかけにもなります。

2 方法

文章を作成する事とパソコンに入力する事を同時にできる小学生はあまりいないでしょうから、まず、手書きで下書きを作成させます。

その上であらかじめ教師がフォントや書式を作ったテンプレートファイルを作っておき、子供たちはそこに入力をしていきます。

  1. 手書きで下書きを作成する。
  2. 教師にチェックを入れてもらい、修正する。
  3. テンプレートファイルを開き、ファイル名を自分の名前に変えて保存する。
  4. 原則、自分の文章は自分でパソコンに入力する。
  5. 早くできた子供は、遅れている友達の入力を手伝う。・・・下書き原稿を段落ごとに切って、新しいファイルに入力させる。
  6. 友達の入力を手伝う場合は、下書きにページNo(連番)をつけて、ファイル名は、「名前+連番」にする。
  7. 教師は必ずバックアップをとりながら作業を進める。
  8. 全員の作文が出来た時点で各自の作文を1つのファイルに流し込み、校正、構成、印刷。

3 メリット

  1. パソコンでプリントアウトする美しさ。
  2. 手書きに比べると紙面が4分の1程の面積で足りる。1ページに数人の作文を掲載できる。

字数の制限にそれほどとらわれる必要がなくなる→500~1000文字ぐらいの字数の幅があっても、手書きの時(手書きの場合は1人で1ページや2人で1ページといった制約が多いのでは?)のように時数の差は目立ちにくい。
→紙代が少なくてすみ、エコ
3. パソコンによる校正は楽。・・・・・手書きで清書させた後、字が薄い、漢字や言葉の使い方が間違えているなど、校正させる苦労が減ります。例えば手書きのときは、段落の最初の方の一文字がずれることによって段落全部を書きなおさなくてはならない羽目に陥る場合もあります。パソコンであれば、楽に校正ができます。
4. 教師・児童がともにパソコンのスキルを向上できる。
5. 文章を書いて構成するのが遅い児童を早い児童が入力作業を手伝う事によって助けることができ、遅い児童と早い児童の時間調整をする手間が省ける。
6. 児童数が少なければ、輪転機にかけずにそのままプリントアウトしてもそれほどコストがかからない。・・・・・ワードであれば、「部単位で印刷」にチェックをして印刷すれば、製本時の手間が減ります。もし、パソコンに両面印刷機能があれば、少し紙の厚さが厚いものを購入して、両面印刷すれば、紙代の節約にもなります。
7. A4やB5で印刷すればB4で印刷してB5サイズに切ったり折ったりする必要もなく、業者に出さなくても楽に美しく製本できます(これは手書きの時もオススメ)。

4 デメリット

  1. 手書きの良さがない。
  2. もし、児童がパソコンに慣れていない状態であれば、&color(Silver){パソコンの操作の指導と作文指導の両方をしなくてはならない羽目};に陥る。
  3. もし、お金があるなら業者にパソコン入力・製本・印刷を任せた方が教師は楽。

作文も、パソコンも、普段から鍛えておくと文集作成の学習と作業が面白いほどスムーズに進みます。メリット・デメリットをはかりにかけて、トライをするかどうかを決めるといいと思います。

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