大きな行事にのぞむときの合言葉

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3つの準備

秋を向かえ、運動会をはじめ、学校もいろんな行事が進められるシーズンです。

学習発表会・読書まつり・秋の一日遠足…

どの行事にもいろいろな工夫がされていて、それにのぞむ学級の子どもたちには、この機会にいい体験をしてほしいと願います。

(余談ですが、最近では授業時数の確保の面から、こういった行事を精選・削減しようという動きも多いようですね。)

こういった大きな行事にのぞむ,新しい何かにチャレンジするような際には、その心構えについて、子どもたちに話をしたいですね。

ただ「学習発表会だよ!クラスみんなでがんばるぞー!!!」

だけでは、気合いは入るのかもしれませんが、ちょっとものたりません。

私が気に入っていて、いつも話するのは

大きな行事にのぞむときは「こころ・からだ・もの」の3つの準備をする!

ということです。

例えば、秋の一日遠足にのぞむ場合

  • こころ…「友だちと仲を深めよう」「秋の自然を楽しもう」「ワクワク」という気持ちをもって
  • からだ…「当日かぜをひかないように今のうちから体調管理」「行った先でけがをしないように気をつけること」を考えて
  • もの…「遠足の準備はいっぱいある。リュック・運動靴・敷物・おやつ… 」早めに確実に準備しよう

という感じです。

http://mo-blog.mo-blog.jp/kouryakuhou/images/2010/10/11/1011.jpg

行事にのぞむ子どもたちへの言葉かけが、より具体的で、より頼りある言葉になりますね。

この「3つの準備」は、自然とどのイベントにもあてはまるから便利です。

体育系のものでも、文化系のものでもOKです。

繰り返し言っていると、クラスでも合言葉のようになり、子どもたちは自然といつも「3つの準備」を意識するようになります。

教師の「3つの準備」

もう一つ。

この「3つの準備」は、子どもに限らず、教師にも当てはまります。

遠足の場合もそうです。

  • こころ…子どもたちにどんな思いでをつくらせたいかな?今回の目標とするところは?
  • からだ…体調を崩している子はいないかな?事故が起こりやすい場所は?
  • もの…拡声器・救急箱… それに行き先の公園にも事前承諾を。

教師も「3つの準備」を意識していると、ある程度ぬかりなく準備を進めることができます。

実は行事に関わらず、明日の1時間目の授業についても、言えることなんですね。

教師の中でも「合言葉」として持っていてもよさそうですね"

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