かるた遊びを学習に取り入れよう!(はなまるサポート)

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作成者: EDUPEDIA編集部 (Edupedia編集部)さん

1 概要

この実践は(株)教育同人社の許可を得て、「はなまるサポート」の学習指導ポイント一覧より転載しています。

実践の続き(無料)は最下部のURLからご覧ください。

また、以下より実践をPDFでダウンロードできます。
添付ファイル

2 はじめに

「加留多とる 皆美しく 負けまじく  高浜 虚子」

上の俳句は、お正月の風物詩であるかるた大会の様子を詠んだ句である。あでやかな着物姿にたすきがけの凛々しい姿が詠まれている。その表情には、集中力や闘争心が表れている。「負けまじく」である。

『伝統的言語文化に関する事項』の指導で、俳句・短歌・ことわざ・慣用句・故事成語などを生きて働く言語の力とするには、ゲーム性を取り入れたかるた遊びがよい。殊に、年末やお正月に家族と一緒に楽しむかるたや百人一首は格別である。

書店には様々なカルタが売られている。ことばカルタ・昔話カルタ・犬棒カルタ・動物カルタ・いろはかるた(ことわざ)・慣用句カルタ・百人一首など色鮮やかに彩色され、子どもたちは興味を示すだろう。しかし、自分だけの手作りかるたは、格別である。学習のまとめとして、また、暗唱し豊かな言語生活を営むべく自分だけのかるた作りに取り組んではどうたろう。

3 かるた作りについて

かるた作りの活動で、忘れてはならないことは、どんな力を付けるための活動なのかを明確にすることである。そうでないと、「活動あって力つかず」のただの活動で終わってしまうのである。

伝統的言語文化の学習の言語活動を「かるたを作り、かるた大会をしよう」とする。自分の好きな俳句(短歌、ことわざ、慣用句、故事成語など)を選び、読み札と取り札にかく。取り札には、簡単な絵を描くのもよい。いろはに・・と48枚作ってもよいが、時間が掛かり過ぎるので、家庭学習にまわすとよい。冬休みの課題とするのもよい。できあがったら、かるた遊びをする。読み手が朗々と読み上げ、取り手は全神経を集中して聞き、いちはやく札を取るのである。ゲーム化して繰り返すうち、自然と暗唱するであろう。そのうちに、先人の知恵や教訓、機知などが身に付いてくるであろう。また、朗々と読みあげることで、日本語のリズムや響きを体に感じることができる。生きる力の糧となったり、生きて働く言語の力となり、豊かな言語生活を送ることができる。
では、言語活動としてのかるた作りの例をあげてみる。

4 かるたの例

(1)漢字かるた

今までに学習した漢字を使ってのかるたづくり。

①時を表す言葉を使って文を書き、かるたを作ろう。

文作りを主な活動とする。(だれが いつ どうした)
季節(春・夏・秋・冬)
週(日・月・火・水・木・金・土・先週・今週・来週)
一日(朝・午前・昼・午後・夕方・夜・真夜中)、一年(去年・今年・来年)

② 漢字を使って、かるたを作ろう。

習った漢字を使って、文を作る。

(2)俳句かるた作り

自分の好きな俳句を選んで、読み札と取り札をかく。

(3)百人一首作り

自分の好きな短歌を選んで、読み札と取り札をかく。

(4)ことわざかるた(いろはかるた)作り

ことわざを集めて作ったかるたのこと。
ことわざとは、短い言葉の中に、昔から伝わる知恵や教えが表されている。
自分がこれからの生活で参考にしたいことわざを選ぶ。

(5)国語かるた作り

習った教材から、心に残った言葉を使ってかるたを作る。

実践の続き

続きは以下のURLをご覧ください。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2012/12/1/1.php

実践者紹介

福本 菊江 
「美しい日本語を話す日本人の育成」を目指して、国語教育に携わってきた。
「授業は教師の命である」の信念のもと、理論と実践の統一を目指している。
東京都小学校国語研究会や全国小学校国語研究会で、全国の先生方と研究を続けている。
殊に、音声言語の指導の重要性を強調している。
現在は、初等教育研究所で国語科の担当である。

サービス紹介

教育同人社の「はなまるサポート」では、若い先生のための授業ヒント集として、毎月の学習指導ポイントを細かく解説をしています。また、不明点や疑問点などを無料で相談できます。
http://www.djn.co.jp/support/

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 鈴木琢未)

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