いろいろな音読の指導方法

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作成者:haru tomoさん

音読指導

国語の授業で音読に取り組まれている先生は多いと思います。
音読の教育効果は広く知れ渡っており、いろいろなやり方を知ることで、授業もさらに盛り上がり、子どもの成長に繋がると思います。

今回、私が実践している音読の指導をまとめてみました。
参考になれば幸いです。

1 丸読み(一文読み)

丸まで読んだら次の人が読みます。
友達の音読を聞いていないと、自分がどこを読むのかわからなくなるので、集中した活動になります。

集中はしますが、一人が読む分量が少ない。自信なく読んでしまう子が目立ってしまうなどのデメリットもあります。

2 一人読み

一人で読むので、活動量が多いのが特徴です。全員で一斉に読むこともあれば、全員自分のタイミングでバラバラに読むこともあります。
活動量は多く音読の上達も早いです。デメリットはサボって読まない子が出てくる場合があります。その場合は、全員で一斉に読んだ後にサボっている子を1人指名して読ませると、練習していないことがわかるので、釘をさすことができます。

また、班の中で1人だけ読んで残りの人は聞く。あるいは全員の前で一人で音読をして聞いてもらうなどの方法もあります。一人の音読を集中して聞くことができるというメリットがあります。

3 追い読み

先生が読んだ後に同じ場所を子どもが追って読んでいきます。
最初に先生が読んでいるので、音読が苦手な子でも安心して音読することができます。また、先生が読み方を変えると子どもも真似をするので、棒読みにならずに変化をつけることができます。
高い声で読む、太い声で読む、可愛く読む、外国人のように読むなど、多様な読み方を教えることができます。

文が長いと子どもは覚えられないので、先生は短く読んで子どもに読ませます。よって長い文を読ませることには適していません。

4 間違い読み

追い読みの一種ですが、あえて先生が読む文章を間違えて読んだ後に、子どもに続けさせます。子どもは先生に騙されないように、必死で文章を頭で考えながら読んでいきます。より書いてあることに注目して読むことができます。

例)
先生「私と子犬とかかと」 子「私と小鳥と鈴と!」
先生「私が両手を回しても」 子「私が両手を広げても!」
先生「お空はむちゃくちゃ飛べますが」子「お空はちっとも飛べないが!」

間違える内容はその場で考えますが、題材によっては子どもに注目して欲しい箇所をあえて間違えて読んだりもします。そうすることで、読解のときにも役に立ちます。

少し難しいですが、子どもは騙されまいと熱中して音読します。また非常に楽しいので子どもが「もう一度やって!」と何度もお願いされます。

5 交代読み

一文ごとに交代して読んでいきます。

読むと聞くを交互に集中しながら行うので、非常に頭が鍛えられます。
また、
・男の子と女の子
・教室前半分と後ろ半分
・左半分と右半分
・列ごと
・隣の人

などパターンを変えると面白いです。子どもの中でグループを分けると先生は子どもの様子を見ることができるので指導もしやすいというメリットがあります。

これも長文を読むことには適してはいないという特徴があります。

6 範読

先生が読んだ文章を追っていきます。目で追わせてもいですし、指で追わせてもいいと思います。先生の音読を聞いて、聞いていることと、書かれている情報を一致させます。

また、鉛筆を持たせてわからない言葉には線を引かせると、後で確認しやすくなります。

7 ダウト読み

範読の一種ですが、先生があえて本文を間違えて読みます。間違いに気づいたら「ダウト!」と言います。

ただ聞くよりも「どこでダウトが来るかな?」と考えながら聞くので、より集中して聞きます。

また登場人物の心情や、情景描写、表現技法な気づかせたい部分をあえて間違えて読むことで、その後の読解につなげることもできます。

終わりに

神奈川で教員をしている、植田友晴というものです。
教員の皆さんに少しでもお役に立てばと思い投稿させていただきました。
個人的にブログなどしております。よろしければご覧下さい。
ともはる先生の教師生活は崖っぷち

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