子どもたちは,この夏休みに,神戸の体育館で授業をするということを既に知っています。
昨年度,担任が決まる前から,この大会に行きたいと言っていたのです。
それは,児童朝会での当時の校長先生の一言から始まりました。
「服部先生は,来年度の夏休みに,神戸の体育館で授業をされることになりました。そのときのクラスは,この学校のクラスです。行きたいという学級ありませんか?」
これに,当時5年生だった子どもたちが,
「はーい。」
と,手を上げました。
もちろん,これが理由で,今の担任が決まったわけではありません。
それでも,当時から,このような人前で何かをするということに,興味のあった子どもたちでした。
そして,4月,この子どもたちを担任することが決まりました。
その時点で,子どもたちは,
「夏休みに,神戸へ行く。」
「たくさんの人の前で授業をする。」
ということを知っていました。
ただ,その詳細については,知っていません。そして,保護者の方々にも,きちんと理解していただかなければなりません。
そこで,今日,その詳細について子どもたちについて説明し,保護者の方々にも理解していただけるようにプリントを配布しました。
具体的な,日時,持ち物,行程などをプリントしたものをもとに,子どもたちに説明しました。
そして,保護者の方の参観についてもお知らせとともに,その希望の有無について知らせて欲しいことを説明しました。
子どもたちは,1000人以上の先生たちの前で授業をすることを知って,少し緊張したようでした。
考えて見れば当然で,そんな経験は,めったにあるものではありません。ですから,緊張も仕方ありません。
それでも,バスに乗って行くことや,そこで授業をすることの期待感もあるようでした。ちょっとした見学旅行のような感覚なのかもしれません。
さて,その研修大会に向けての授業に入らなければなりません。
今は,音読練習をしています。
「読書百遍意自通」です。
来週ぐらいから,単元計画や自己評価表をつくったり,一人学習をさせたりと,単元に入っていく予定です。
コメント