3つの準備
秋を向かえ、運動会をはじめ、学校もいろんな行事が進められるシーズンです。
学習発表会・読書まつり・秋の一日遠足…
どの行事にもいろいろな工夫がされていて、それにのぞむ学級の子どもたちには、この機会にいい体験をしてほしいと願います。
(余談ですが、最近では授業時数の確保の面から、こういった行事を精選・削減しようという動きも多いようですね。)
こういった大きな行事にのぞむ,新しい何かにチャレンジするような際には、その心構えについて、子どもたちに話をしたいですね。
ただ「学習発表会だよ!クラスみんなでがんばるぞー!!!」
だけでは、気合いは入るのかもしれませんが、ちょっとものたりません。
私が気に入っていて、いつも話するのは
大きな行事にのぞむときは「こころ・からだ・もの」の3つの準備をする!
ということです。
例えば、秋の一日遠足にのぞむ場合
- こころ…「友だちと仲を深めよう」「秋の自然を楽しもう」「ワクワク」という気持ちをもって
- からだ…「当日かぜをひかないように今のうちから体調管理」「行った先でけがをしないように気をつけること」を考えて
- もの…「遠足の準備はいっぱいある。リュック・運動靴・敷物・おやつ… 」早めに確実に準備しよう
という感じです。
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行事にのぞむ子どもたちへの言葉かけが、より具体的で、より頼りある言葉になりますね。
この「3つの準備」は、自然とどのイベントにもあてはまるから便利です。
体育系のものでも、文化系のものでもOKです。
繰り返し言っていると、クラスでも合言葉のようになり、子どもたちは自然といつも「3つの準備」を意識するようになります。
教師の「3つの準備」
もう一つ。
この「3つの準備」は、子どもに限らず、教師にも当てはまります。
遠足の場合もそうです。
- こころ…子どもたちにどんな思いでをつくらせたいかな?今回の目標とするところは?
- からだ…体調を崩している子はいないかな?事故が起こりやすい場所は?
- もの…拡声器・救急箱… それに行き先の公園にも事前承諾を。
教師も「3つの準備」を意識していると、ある程度ぬかりなく準備を進めることができます。
実は行事に関わらず、明日の1時間目の授業についても、言えることなんですね。
教師の中でも「合言葉」として持っていてもよさそうですね"
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