1 はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
シリウスのホームページはこちら→ 静岡教育サークル/シリウス
2 実践内容
現在、平泳ぎの足を指導しています。あおり足になってしまう原因は、足首を膝の動きに合わせて動かせないからだと考えました。そこで、こんな練習をしています。いずれの方法も、自分の目で足首の動きを見て、動きのイメージをしっかり持たせることが大切です。
練習方法その1
- 陸上と水中で足首の曲げ伸ばしをする。
- プールサイドに腰掛けて、足首と膝を曲げる→足首と膝を伸ばす
- プールサイドに腰掛けて、両足同時に曲げる→伸ばすをゆっくりおこなう
- バディを組み、相手のお腹に足の裏をあてる→お腹を蹴りながら伸ばす
- プールの壁を蹴って、けのびをする →→→ 水泳では「けのび」が大切だと考えています。6年生でも何度でも、けのびをさせています。かえる足とけのびを組み合わせて、練習をしてみます。
- バディを組み、足首を支えてもらいながら曲げる→伸ばす
- プールの中に入り、半身の状態で片足ずつ練習します。
- 足を引きつけたら、足の裏をもちます。
- 伸びの状態から,足を曲げながら手をかく
- 陸上で、アヒル座りをする。→→→ アヒル座り:女の子がよくする。正座をして、足首が外を向いた状態
・水中で、アヒル座りと同じ形を作る。
【指示】:水中で自分のお尻に両手を当てて、両足のかかとが手を触ったらキックしてみよう。お尻触りキック3回でどこまで行けるかやってみよう。
練習方法その2
水泳では「けのび」が大切だと考えています。6年生でも何度でも、けのびをさせています。カエル足とけのびを組み合わせて、練習をしてみます。
かえる足のポイントは、足首の力を抜くことです。今年気づいたことは、次の二つです。
◎ 足首の力が抜けると足が沈むこと。これを、4,5,6,7の指導に入れた。
◎ 動きは「早く何度も」やるのではなく「丁寧に足首を意識して」やる。
【指導のポイント】
力を抜いて足首をしっかり伸ばすことができる。
1.柵に片手をかけ、足首だけを動かす。
2.柵に片手をかけ、足全体を動かして動かす。伸ばしたら「気をつけ」の姿勢。
3.地面に座り、仰向けで自分の足を見ながら、足を動かす。
4.地面でうつ伏せになり、足を動かす。力が抜けると甲が地面につく。
5.小プールに腰かけ、自分の足を見ながら、足を動かす。力が抜けると足が沈む。
6.小プールで仰向けで、自分の足を見て動かす。力が抜けると足が沈む。
7.小プールで、うつ伏せになり、足を動かす。力が抜けると沈む。
8.大プールで、壁に両手をかけて足を動かす。足首を補助する。
9.大プールで、ビート板を使い足を動かす。足首を補助する。
10.自分一人で泳ぐ。5m地点でかえる足の合否を判定する。
3 プロフィール
静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

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