はじめに
本記事は、特別支援教育に関する情報を提供するサイトをまとめたページです。
(一部、資料のみ紹介もあります)
特別支援教育の視点は、すべての子どもへの学習を保障する大切な視点だと言えます。
多様な子どもたちと、豊かに関わる手助けになれば幸いです。
文部科学省(特別支援教育について)
「特別支援教育」とは、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。
平成19年4月から、「特別支援教育」が学校教育法に位置づけられ、すべての学校において、障害のある幼児児童生徒の支援をさらに充実していくこととなりました。
(サイトより)
インクルDB
本サイトには、大きく3つのコンテンツがあります。
『「合理的配慮」実践事例データベース』
『相談コーナー』
『関連情報』
文部科学省の「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」において取り組まれている実践事例に関するデータベースや、インクルーシブ教育システム構築に関する様々な情報が掲載されています。
特別支援教育教材ポータルサイト(独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所)
独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所は、大学・高等専門学校・教育委員会・民間団体等との連携協力により、障害の状態や特性等に応じた教材、支援機器等活用の様々な取り組みの情報などを集約管理・データベース化し、ナショナルセンターとしての特別支援教育教材ポータルサイトを構築し、様々な利用者、関係者への情報共有、提供を行うとともにその普及活動に取り組んでいます。
(サイトより)
LITALICO(りたりこ)発達ナビ
LITALICO(りたりこ)発達ナビは、発達障害の当事者や、発達障害に関する世の中の動きに焦点をあてた、国内最大級のメディアです。
・ADHDや自閉症スペクトラム障害などの広汎性発達障害
・学習障害(LD)、知的障害、ダウン症などの障害
・気軽に質問し相談し合えるQ&Aコーナー
・発達障害に関わる情報を提供するコラム
・共通の話題や関心でつながるコミュニティ
・100人のストーリー(当事者が語るストーリー)
など、発達が気になる子どもの子育てに役立つ情報を提供しています。
学校の先生は子どもだけでなく、保護者の方とも協力して活動します。
保護者の声を知ることは、その大きなきっかけになるでしょう。
DINF(Disability INFormation Resources)
サイトはこちら
DINFは公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会の提供する情報サイトです。
バリアのない世界を目指し、日本国内だけではなく国際的な連携を基盤に情報を収集しています。
特に、ICT(情報コミュニケーション技術)による障害当事者の社会参加に焦点を当て、注目すべき重要なトピックが掲載されています。
国内外の講演やシンポジウムなどの議事録も無料で閲覧できます。
また、サイト右上にある「用語解説」には、DAISY、ディスレクシア、ソーシャルインクルージョン、日本障害フォーラム、国際リハビリテーション協会など、多種多様なキーワードが説明されています。
関連ページ・リンク紹介もあり、豊富な情報を得ることができます。
ITEC(京都府総合教育センター・特別支援教育部)
・LD、ADHD、高機能自閉症等特別な教育的支援の必要な児童生徒の理解や具体的な支援方策
・特別支援教育コーディネーターを要とした校内体制の整備と充実
など、多様な情報を掲載しています。
(資料例)
『ハンドブック「先生、わかってな」−子どもの理解と支援のために−』
『特別支援教育ガイドブック 読める!書ける! ~すべての子どもが楽に読み書きを学ぶために~』
特別支援教育課—高知県教育委員会
・発達障害等特別な教育的支援を必要としている子どもに対するチームとしての学校の取組の充実
・すべての子どもが「分かる」「できる」授業づくり
などに関する資料が掲載されています。
(資料例)
『すべての子どもが輝く校内支援体制づくりガイドブック —特別支援教育の視点でのチーム学校を目指して—』(平成29年3月)
『すべての子どもが「分かる」「できる」授業づくりガイドブック~ユニバーサルデザインに基づく、発達障害の子どもだけでなく、すべての子どもにもあると有効な支援~ 実践事例集 Vol.1』(平成27年3月)
特別支援教育部 – 千葉県総合教育センター
・一人一人の居場所がある学級づくりでの指導や支援
・特別支援学校と小・中・高等学校の交流及び共同学習の進め方
・こだわりの強い子・コミュニケーションの苦手な子・自閉症のある子への対応
など、特別な教育的ニーズのある、すべての子どもに対しての支援についてまとめた資料が掲載されています。
(資料例)
『どの子も「わかる」「できる」をめざす授業や学級づくり ユニバーサルデザインの視点をふまえた支援の工夫』
『高等学校における学びを支えるための支援ガイドブック』
『通常の学級における特別な教育的ニーズのある子どもへの支援』
特別支援教育部 – 奈良県立教育研究所(調査・研究ページ)
各校・園の特別支援教育の推進に向けたプロジェクト研究成果である研究論文が公開されています。
また、『平成29年度リーフレット「共生社会の実現に向けて」~インクルーシブ教育システムの構築を目指して~VOL.1』では、インクルーシブ教育システム構築のために必要な校内支援の在り方、交流及び共同学習の在り方、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくりの在り方について、具体的実践事例が紹介されています。
サイトのキャラクターがかわいいです。
「平成25年度 特別支援教育に関する研究Ⅰ 特別支援教育の知恵袋 実技編」 (滋賀県教育総合センター)
特別な支援を要する子どもの抱える困難の背景にあるものを捉え、それに応じた支援の工夫をしていくことで、どの子どもにも「分かった」「できた」という安心感や達成感を味わってもらいたい、という思いが込められた資料です。日々の授業作りのヒントが盛りだくさんです。
「ユニバーサルデザインの良さを取り入れた学級・授業づくりハンドブック」(大分県教育委員会)
「ユニバーサルデザイン」の良さを取り入れた教育とは「配慮の必要な児童生徒にとって、なくてはならない支援」であり、「すべての児童生徒にとって、あると便利な支援」を行うことで、すべての児童生徒にとっての 「分かる、できる」を保障する教育(学級・授業)です。(ハンドブックより)
「学習や生活のきまり「授業の組み立て」など、7つの視点で具体的な取組が紹介されています。写真やイラスト、チェックシートもあり、とても使いやすくなっています。
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