エタノールの沸点を科学的に探究する学習指導案の作成

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1. 題目

 『科学的な見方・考え方を養う授業モデルの作成』
 -水とエタノールが沸騰するときの温度を調べる実験を通して学ぶ-

2. 開発の経緯と背景

平成29年告示学習指導要領の実施

平成 29 年度中学校学習指導要領理科編では,自然の事物・現象に進んで関わり,見通しをもって観察,実験などを行い,その結果を分析して解釈するなどの科学的に探求する学習を通して生徒の資質・ 能力を育成することをねらいとし,理科を学ぶことの意義や有用性の実感及び理科への関心を高める観点から,日常生活や社会との関連性を重視している。

また,移行措置に伴い,小学校理科では可視的な現象を,中学校理科では微視的な現象を考えることとなっている。今後,中学校では粒子のモデルを用いるなど発展的に取り扱われる分野のため,単元の指導計画において段階的に科学的な見方・考え方を身に付けさせるようにしたい。

科学的な見方・考え方を身につけさせる授業

本単元では,導入で物体と物質を区別し,白い粉末の性質,気体の性質,水溶液の性質と段階的により高度な見分け方を学習していく。その過程において,観察,実験における仮説検証の方法,器具の操作方法,記録の方法など基本的な技能を習得しながら,物質に触れて調べることの興味関心を高めるようにしている。

3. 対象及び単元

  • 対象:中学校 第1学年 第1分野
  • 単元名:物質の姿と状態変化

4. 添付資料

神戸町立神戸中学校 教諭
  浅野旭宏

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