You are 〜. のアクティビティ
教室を自由に動き回りながら、以下のようなアクティビティを行わせる。
体育祭や部活の試合で活躍したり、誰かを助けてあげたり、勇気ある行動をしたりしたクラスメイトに、You are my hero.(君は僕のヒーローだ。)と言ってあげる。
勉強やスポーツで負けたくない、趣味の世界で負けたくない、カッコ良さで負けたくないなどと思うクラスメイトに、You are my rival.(君は僕のライバルだ。)と言ってあげる。
容姿や仕草が素敵、勉強やスポーツがよくできる、クラスでとても人気がある、などのようなクラスメイトには、You are my idol. (あなたは私の憧れよ。)と言ってあげる。
勉強や趣味、その他様々な分野でいろんなことを教えてくれるクラスメイトには、You are my master. (君は僕の師匠だ。)と言ってあげる。
教師の合図でアクティビティをスタートさせ、5分経ったら全員席に着かせる。
その後、hero、rival、 idol、masterと言われた生徒をそれぞれ挙手させる。その人を hero やrival と思った理由も発表させると、さらに面白い。
Do you 〜? のアクティビティ
自分がしているゲームを他の人もしているか、知りたい生徒は多い。そこで、Do you play 〜? の形でクラス全員に対して質問させる。ゲームはスマホ、ゲーム機どちらでもよい。
例文
Do you play Fortnite?
(あなたはフォートナイトをしますか?)
Do you play Minecraft ?
(あなたはマインクラフトをしますか?)
質問が出た後、そのゲームをしている生徒全員に、Yes, I do. と言わせていっせいに挙手させる。それにより、質問した生徒は、自分と同じゲームをしているクラスメイトを一目で確認できる。
子どもたちにとって、ゲームは最も関心のあるトピックなので、このアクティビティは大いに盛り上がる。
I don’t 〜. のアクティビティ
I don’t like 〜. の形で、これを好きではないのは、クラスでも自分だけだろう、と思うものを1人ずつ発表させる。先に例文を提示すると生徒たちもスムーズに文章を考えることができる。
例文
I don’t like curry and rice.
(僕、カレーライス好きじゃない。)
I don’t like chocolate.
(僕、チョコレート好きじゃない。)
こういう文章も、生徒は意外とすぐに思いつく。発表させた後、それを好きではない理由も説明させると、さらに面白い。
記事執筆者のプロフィール
栁 俊孝(やなぎ としたか)
大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業
横浜市公立中学校勤務 ※掲載当時のプロフィール
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