【二重跳び攻略2】エア二重跳び用ロープで成功率アップ!

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成功率の大幅アップ

基本は細やかなスモールステップを用意して、丁寧に根気よく指導することです。これに、ある道具を組み合わせます。二重跳びの成功率とその効率を大きくアップする道具です。道具と言うほどでもない安上がりのツールで、すぐに作れますので、ぜひクラスに5個ぐらいは常備しておいてあげてください。まずは動画をご覧ください。

この記事と動画↑↑↑を見ていただくだけでも、成功率はぐっと上がると思いますが、二重跳び練習成功率アップの指導の詳細について別途記事を上げていますので、下↓↓↓のリンクをご参照ください。

【二重跳び攻略1】成功率を大幅アップさせる指導 | EDUPEDIA

百均で買ってきた縄跳びを30cmぐらいに切って、スポンジを縄の先につけるだけです。このエアなわとびを使えば、1重跳び、2重跳び、あや跳び、交差跳び・・・など、さまざまな跳び方を楽しめます。騒音の苦情が出ない環境であれば、家の中でもできます。

ただ縄をちょん切っただけのものでは重みがないのでうまくまわせませんし、あまり重いものをつけると危険です。また、縄の先が目に入らないように処理しておけば、教室でも思い切って練習させることができます。
まず、子供に大げさに紹介しましょう。「絶対失敗しないエア二重跳びマシーン」「秘密兵器です」とか言って、ちょっとユーモラスに。「これで練習すれば二重跳びができない人でも、かなりの人ができるようになるからね」と、暗示をかけておけばよいと思います。何事も、気分が大事です。
これなら縄に引っかかって中断することはありません。存分にエア縄跳びを楽しめばいいのです。
エア二重跳びをさせる時に、クラスの中ですでに二重跳びができる子供に協力してもらって、同時に縄を使って跳んでもらいます。エアをやっているうちに正しいリズムをつかんでもらうためです。できれば、軽いタッチで手首を上手に使って大振りせずに跳べる子供をスカウトして手本にしたいですね。

練習の目的は、速く縄をを回すために、腕全体あるいは手首を回そうとせず、小刻みな手首の上下動で縄を回すコツをつかませることです。

1.まずは片手ずつ

まず、右手に持たせて回させましょう。はじめはジャンプする必要はありません。おそらくジャンプしなくてもあまりうまく回せないと思います。上手くなってきたら、机など何か叩く物にぶつけながら、リズム良く回します。この時、子供の横で「シタタンシタタン」「トンタントンタン」とか、音でリズムを表してあげてください。タンバリン等を叩いてあげてもいいでしょう。左手に持ち替えても同じようにさせます。
叩く物があると子供は手首を回転させるのではなく、上下運動に近い形でスポンジを回転させます。

2.両手に持って

今度は左右両手に持たせてやってみてください。同じように、机か何かを叩かせてください。子供の横で「シタタンシタタン」「トンタントンタン」とか、音でリズムを表してあげてください。両方が同じリズムで回せるようになれば、一歩前進です。「腕を回す」のではなく、脇をしめて、手首の上下動で回す感覚をつかませてください。

3.跳んでみましょう

①右手空中
②左手空中
③右手たたく
④左手たたく
⑤両手たたく
ができたら、
⑥両手ジャンプ
に挑戦してみましょう。このときも、子供の横で「シタタンシタタン」「トンタントンタン」とか、音でリズムを表してあげてください。タンバリンなどを叩いてあげるのもいいでしょう。なかなか上手くできなければ、二重跳びができる子供を前に立たせて見本にし、一緒に跳ばせてあげるのがよいでしょう。

4.根気強く何回でもトライ!

10回ワンセットにして、5~10セットを毎日やらせてください。最初のうちはリズムが悪かったり、ふらついたりしていると思います。思ったようにスポンジが回らない子供もいるでしょう。回すだけ、跳ぶだけでけっこう体力を使います。根気強く、同じ場所で跳べるように、地面に印をつけておいてあげるのもよいです。
だんだん慣れてきて、リズムよく、各練習を上手に回せるようになったら、合格させて、次のステップに挑戦です。簡単に合格を与えないのが大事です。「両手でジャンプ」が安定して本当に二重跳びをやっているように見えるようになるまでは最終的な合格を与えないでください。
合格をすれば本物の縄を与えて練習を始めましょう。スポンジを回しで練習をした分、きっと本物でも上手に回せるようになっていると思います。動画にもあるように、どうしても縄を持つ以前のリズムが取れない子供には、Aとばずにリズム打ち Bとばずに「もも」打ち Cとんでリズム打ち Dとんで「もも」打ちと、スモールステップで練習をさせてあげて下さい。

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