「席替えは1か月に1回、くじで、1時間使って行う」その目的とは!?

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「席替えは1か月に1回、くじ引きで、毎回1時間使って行うべき!」と私は思います。

その理由はいくつかあります。

そしてその理由を、子どもたちと一番最初の席がえのときに共有します。

目次

1 まず、1か月に1回にする理由は?

それは、その”座席”がもっている役割にあります。

子どもたちにとって、この座席というのは、
学校生活をする上で結構重要なものです。

学校で過ごす中で一番長い時間をすごす場所ですもんね。

ということは、必然的に同じ班の人とは、嫌でも関係が深くなっていくわけです。

2か月に1回や学期に1回だと、せっかく色々な人と関わるチャンスが激減ですよね。

また、「くじ引き」で座席を決めるからこそ、
それぞれの班の個性に偏りが生じてしまう可能性があります。

だからこそ、1か月に1回再編することで平均化することができるという、

抽選で座席を決めることの欠点を補完するためでもあります。

つまり、1か月に1回席替えを行う目的は、
 ①色々な人と関わる経験をするため  (こちらを子どもたちと共有します)
 ②くじで席替えを行うデメリットの補完(こちらは子どもたちとは共有しません)

2 それなら、どうしてリスクのある「くじ引き」にこだわるの?

それは「学校は何のためにあるのか」ということに繋がります。

学校は、言わずもがな、
子どもたちが将来、世の中に出たときに活躍できるような素地を養ってあげることだと考えています。

それを踏まえると、子どもたちが社会に出たとき、
どんな人と出会うことになるでしょうか?
どんな人と仕事をすることになるでしょうか?

まさか、トラブルが起こらないように…とか、ちゃんと回るように…とか、
その出会いを誰かが意図的に制御していたりするっていうことなんて、
あり得るでしょうか?
あるわけがありませんよね。

全てが「偶然」であるはずです。

偶然だからこそ、
自分と性格の合う人と出会うこともあれば、
そりが合わない人とも一緒に仕事をしないといけなくなったりするわけです。

自分とは性格の合わない人と付き合うという経験を、
子どものうちから経験せずして、
大人になってから急に出来るでしょうか?

できませんよね。
というか、できるわけがありませんよね。

人間関係で失敗がまだまだ許される子どものうちに、
性格が合わない人と関わる経験をして、
どのように付き合っていくと良いのかということを、
衝突したり我慢したり、傷つけたり傷つけられたりしながら、
身に着けていく必要がありますよね。

だからこそ、
席替えは世の中の仕組みと同じように、
「運」で決められるべきだと考えています。

つまり、@<strong>{席替えをくじで決める目的は、
どんな人と出会っても、上手に付き合うスキルを身に着けるため}です。
(これは子どもたちと共有します)

3 ということは結論、1か月に1回、くじで決めることさえすれば良いの!?

結論から言うと、それは「NO」です。
それだけではもったいないと思うんです。

というのも…

続きはコチラの記事をご覧下さい\(^o^)/

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