中学地理〜オセアニアの国と自然〜(自主学習用教材「こころの窓」第27回)

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作成者: EDUPEDIA編集部さん

1 はじめに

本記事は、東近江市の元中学校校長で現在は小学校講師を務める雁瀬徳彦さんが作成した「こころの窓」の内容を引用・加筆させていただいたものです。「こころの窓」は中学生向けの地理教材で、不登校の生徒や、学校に登校できても教室に居られず別室で過ごす生徒が一人で勉強できるように作られています。雁瀬さんの取り組みに関しては、こちらの記事もご参照ください。

本記事では、第27回「オセアニアの国と自然」の内容について紹介しています(教材の本文は編集せずに掲載しております)。ほかの単元の記事をご覧になりたい方はこちら

2 「こころの窓」について

教材の一枚目を見ていただくと分かりますが、教材の文章を読むと歴史の流れがよく分かります。現在使用されている学校の教科書は写真も多くとても見やすいように思いますが、初めて歴史を学ぶ子どもたちにとって、とても難しい写真や資料です。また、教科書の文章には事実が羅列されているだけなので、歴史の事象がドラマティックであることや、当時の武将がどんな思いで戦いや政治を行っていたかという感動が伝わってきません。だから、不登校の子どもたちが学校の教科書だけを使って一人で勉強しようと思ってもなかなか続かないのです。

そこで、子どもたちが一人で楽しく歴史の勉強ができるようにプリントを作成しました。また、次のページには復習問題があります。ほかの教材だと、「794年に何がありましたか」という語句を答えさせる問題が主流です。このプリントには語句を答えさせる問題ではなく、「なぜ、都を奈良から京都に移したのですか」という問題が載っており、起こった事実に対して、その原因や結果について子どもたちに考えさせる問いになっています。

解説編

お元気ですか。

今日もいっしょにがんばりましょうね!

今日のお題は「オセアニアの国と自然」です。

オセアニアの中心はオーストラリアです。下の地図を見てもらうと分かりますが、まずオセアニアは南半球にあります。さらに、その右側には、ラグビーのオールブラックスで有名なニュージーランドがあります。

オーストラリアは、西側(左側)の半分はほとんどが砂漠です。中央に大鑽井盆地(だいさんせいぼんち)という大きな盆地があり、その右側はおおきな山脈が走っています。私たちがよく写真で見る美しいオーストラリアは、この山脈のさらに東側(右側)の、シドニーというところです。

また、下のグラフを見てもらうと分かりますが、東京は7月が夏で1月や12月が寒い冬です。しかし、南半球にあるオーストラリアは、7月や8月が冬で、1月や12月が夏になります。前にも言いましたが、北半球と南半球は夏と冬が逆なのですね。だから、12月25日のクリスマスに、サンタクロースは、真夏にサーフィンに乗ってやってくるといわれているのですよ。

下の絵を見てください。これはオーストラリアを代表する建物で、オペラハウスというものです。オペラをはじめ、いろいろな音楽や演劇が行われるコンサートホールなのですよ。

この他にも、オーストラリアの北東部のクイーンズランド沖にあるグレートバリアリーフは、世界最大の珊瑚礁といわれる美しい海が広がっています。オーストラリアやニュージーランドも、ぜひ行ってみたい国ですね。

お疲れ様でした。

では、復習問題へ進んでください。

復習問題

1.オーストリア大陸の自然の特長をまとめてください。

オーストラリアは、西側の半分はほとんどが砂漠です。中央に大鑽井盆地という大きな盆地があり、その右側は山脈が走っています。私たちがよく写真で見る美しいオーストラリアは、この山脈のさらに東側(右側)の、シドニーというところです。

2.北半球と南半球の気候の違いについて、まとめてください。

東京は7月が夏で1月や12月が寒い冬です。しかし、南半球にあるオーストラリアは、7月や8月が冬で、1月や12月が夏になります。このように、北半球と南半球は夏と冬が逆なのですね。だから、12月25日のクリスマスに、サンタクロースは、真夏にサーフィンに乗ってやってくるといわれているのです。

3.オーストラリアで有名な建物や遺跡を一つ調べてまとめてください。

<例・・・オペラハウス>

 オペラハウスはオーストラリアを代表する有名な建物です。名前のとおりオペラや演劇が行われるところです。シドニーの海岸に造られたこの建物は、屋根が何十にも重なった形になっており、その独特の形から世界中の観光客がたくさん訪れています。

3 ダウンロードはこちらから

こころの窓 第27回「オセアニアの国と自然」

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4 おわりに

不登校の子どもたちにとって一番大切なことは、何が何でも学校に登校させることではなく、家であろうが別室であろうが自立の力をつけてあげることだと考えます。誰かに言われて取り組む学習を重ねるのではなく、自分で考えて自分で学習できる力をつけることが大切です。その上で、学力をつけていくことが「生きる力」につながっていくと思います。

この「こころの窓」は、一人で勉強するために作ったプリントです。閉ざした『こころの窓』を開けて、社会に出て行くための勉強をがんばってほしいと考えてこの題名をつけました。

不登校に悩む子ども達の力になることを祈っております。

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