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宮沢賢治とクラムボン
国語「やまなし」の第一次感想で 「クラムボンとは何だろう?」 という疑問を持った子が何人もいました。クラムボンは多くの子が、立ち止まる言葉です。しかしこれを学習の中心問題にすることは難しいので、やまなしの学習後に続く話「イーハトーヴの夢」でやまなしと宮沢賢治の実人生との関わりの中で考えさせました。
せっかく持った子どもの思いなので、この疑問を大切にしたいと思いました。やまなしの学習後、最初の一次感想を(疑問)を生かすべく「イーハトーヴの夢」と「やまなし」を関わらせて読みました。その結果、子どもたちの読みが深まったことが分かりました。
「イーハトーヴの夢」と「やまなし」
「イーハトーヴの夢」の中から「やまなし」にあてはまる部分をさがして、何をさしているのかを考えてみよう。
クラムボン
妹トシ。生きているときは一緒に笑ってりしていたけれど、死んでしまった。
このことから「クラムボン」に近いと思う。
カワセミ
宮沢さんにとってカワセミは、災害のことだと思う。
一年にいろいろ多くの人が死んでしまったから。
やまなし
未来に希望を持つことが
やまなしのカニの子どもが気持ちの変わったのと似ている。
カニ
宮沢さん自身。小さいころは災害に見舞われたりいろいろあったけど
だんだん人のためにできるようになったから。
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