1 はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/
http://homepage1.nifty.com/moritake/taiiku/ningen-tobibako.htm
2 実践内容
準備運動として、跳び箱を跳ぶ前に人間跳び箱を跳ぶ。こうすることで跳ぶことへの抵抗を取り除き、跳び箱を跳ぶ前段階のステップとして取り組める。また仲間とも活動できるよさもある。
A 開脚跳び
・馬跳びをする
B 台上前転
(1)二人が小さく四つ這いでならぶ。頭はマットと垂直方向。
(2)跳ぶ人は、2~3人(四つ這い)の間に頭を置き前転がりする。
C 閉脚跳び
(1)三人一組で人間跳び箱を作る。
(2)二人は馬跳びの体勢。おしりを跳ぶ人の方に向ける(マットと平行)
(3)馬跳びの人の間に、もう一人四つ這いが入る。向きは(2)と同じ。
(4)跳ぶ人は、両手を馬跳びにつき、四つ這いを踏まないように飛び越す。
D 跳び前転
(1)一人がマットの上に四つ這いになる。
(2)四つ這いに当たらないように跳び前転をする。
3 プロフィール
静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。
4 書籍のご紹介
「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)
「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)
「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)
「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)
5 編集後記
人間跳び箱の様々なバリエーションを試すことで、「跳ぶ」という行動に自然と慣れ親しむことが出来るようになるのではないかと思います。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部)
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