『みんなで遊ぶ日』の遊びを見直そう(特別活動 指導案)

1.1 学級生活の改善を図るために折り合いを付ける力を育成する事例

この実践は文部科学省から許可を得て、文部科学省ホームページ上の「先生応援ページ」より転載させて頂いております。ここから指導案もダウンロードできます。添付ファイル

目標

『みんなで遊ぶ日』の遊びの内容が,「苦手な友達でも参加できる遊びか」,「多くの友達とかかわれる遊びか」という視点から見直し改善する学級会を通して,友達と協力し合って楽しい学級生 活をつくろうとする態度を育てる。

活動の概要

本活動は,これまで取り組んできた『みんなで遊ぶ日』の遊びの内容が,「苦手な友達でも参加できる遊びか」,「多くの友達とかかわれる遊びか」の視点から見直そうという提案から始まった ものである。具体的には,「ドッジボール」,「おにごっこ」,「宝探し」の中から「楽しさ比較図」を活用した話合いを通して,『みんなで遊ぶ日』を改善していった活動である。

活動の実際

活動の計画

学級活動-「(1)学級や学校の生活づくり」における言語活動-

学級活動(1)の共通事項のア「学級や学校における生活上の諸問題の解決」で重視すべき言語活 動は,児童が日常の生活の問題に気付き,その問題を解決するための話合い活動である。特に,興 味や関心などによる感覚的な判断ではなく,一人一人の児童の思いや願いなど感情の交流を大切に しながら,根拠を明確にして集団決定できるようにする指導を通して,学級生活の改善を図るため に折り合いを付ける力を育成することが期待できる。

【指導事例と学習指導要領との関連】

小学校学習指導要領・特別活動において,第2の【学級活動】(1)「学級や学校の生活づくり」, 第3の2(1)「〔学級活動〕〔児童会活動〕及び〔クラブ活動〕の指導については,(中略)よりよい生活を築くために集団として意見をまとめるなどの話合い活動(中略)を充実するよう工夫す ること。」を示している。

自己の役割や責任を果たす態度や多様な他者と互いのよさを認め合い,規律を守り協力し合う 態度などの社会性の基礎を育成するためには,学級会を通して互いの思いや気持ちを察し合い, 理解し合えるようにするとともに,異なる意見について折り合いを付けて集団決定し,決まった ことに対して気持ちよく協力し合えるようにする指導が大切である。

本事例は,このような指導の一環として,これまで取り組んできた『みんなで遊ぶ日』の遊び を改善するため,「苦手な人でも参加できる」,「多くの友達と触れ合える」という話合いの視点 を設定し,「楽しさ比較図」を用いて比較検討させ,一人一人の児童の思いや願いなど感情の交流を大切にしながら,折り合いを付けて学級全員が納得できる遊びを決定できるようにしたものである。

【言語活動の充実の工夫】

話合い活動1

『みんなで遊ぶ日』の遊びとして,「話合いの視点」に即して,ドッジボール,おにごっこ,宝探しの「よさ」や「問題点」を自由に言い合えるようにする。

話合い活動2

「楽しさ比較図」を用いて,それぞれの遊びがどれだけ話合いの視点に合っているかを可視化することを通し,最も望ましい遊びを決定できるようにする。

本事例は,学級会の話合いが,児童の好みや関心による意見の出し合いに終始してしまってな かなか折り合いが付けられない状況を改善しようと試みたものである。特に大切なことは,国語科で学んだことを生かし,それぞれの原案について「話合いの視点」を明確にして考えさせ,根 拠を明確にして意見を述べ合い,学級としての総意を決めるなどの思考力・判断力・表現力を発 揮させることで,学級生活が改善することを実感できるようにしたことである。

引用元

文部科学省ホームページ「先生応援ページ」(授業資料・学習評価等)

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/index.htm

添付ファイル

28

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA