伝統的な言語文化に慣れ親しむ指導(はなまるサポート)

1 概要

この実践は(株)教育同人社の許可を得て、「はなまるサポート」の学習指導ポイント一覧の実践を転載しています。
実践の続き(無料)をご覧になりたい方は最下部のURLからお願いします。
また、以下のURLから実践がPDFでダウンロードできます。
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2013/8/2/1.php

2 はじめに

本年度から、【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項】が新設され、伝統的な言語文化に関する指導が重視されている。

そこで、指導においては、美しい日本語への感性を身に付けるよう、言語のリズムや響きを確かめながら繰り返し音読したり暗唱したりし、さらに学習者が伝統的な言語文化に生涯にわたって親しむことができるようにし、我が国の国語文化を継承し、新たな創造へとつなげていけるようにすることが大切である。

伝統的な言語文化に関する指導では、「A話すこと・聞くこと」、「B書くこと」及び「C読むこと」の指導を通して、下記の指導事項について指導するようにする。

3 1.教材の開発

生涯にわたって古典に親しむ態度を育成するには、教材の開発が重要な鍵となる。単発で終わるのでなく、系統的・段階的に、螺旋的・反復的に易から難へと教材を選定し、年間計画を作成することこそ大事である。

さて、年間計画を作成する上で、教材開発十項目を考え合わせて、教材の開発に取り組みたいものである。そして、開発した教材の実践記録を書き残し、年間計画を常に見直しながら、学校の指導計画を練り上げていくことが望ましい。

教材開発の10項目

4 実践例

(1)低学年の例・・・昔ばなし

「むかしむかしあるところに」「とんとむかしが、あったげな」などで始まる昔話を、読み聞かせる。始まりや終わりの独特な言い回しを楽しんだり、また、語調を味わいながら音読する。そして、話の内容や順序のおもしろさを読み味わい、読み物に親しみを感じるようにさせる。そのためには、初めて古典を学ぶことを考慮して、話の内容の分かりやすく面白いものや易しく書き換えられたものを取り上げるようにする。そして、面白いところや思ったことなどを話し合い、紙芝居、劇化・ペープサートなどで表現し、発表し合ったりしてさらに、話のおもしろさを味わうようにする。

(2)中学年の例・・・俳句

① 俳句について説明を聞く。
  ア 季語(季節を表す言葉)があること。
  イ 五・七・五の十七音からできていること。
  ウ 日本独特の短い詩であること。
  エ 昔から親しまれていること。

② 春夏秋冬の情景を子どもがたやすく想像できる俳句を選んで、音読する。

③ 繰り返し音読し、情景を想像する。

④ 好きな俳句を視写する。

⑤ 暗唱する。

⑥ 「わたしの好きな俳句」の発表会をする。

実践の続き

全3部構成なので、こちらからご覧下さい。

5 実践者紹介

福本菊江
初等教育研究所
「美しい日本語を話す日本人の育成」を目指して、国語教育に携わってきた。
「授業は教師の命である」の信念のもと、理論と実践の統一を目指している。
東京都小学校国語研究会や全国小学校国語研究会で、全国の先生方と継続的に研究を続けている。
殊に、音声言語の指導の重要性を強調している。
現在は、初等教育研究所で国語科の担当である。

6 サービス紹介

同社の「はなまるサポート」では、若い先生のための授業ヒント集として、毎月の学習指導ポイントを細かく解説をしたり、不明点や疑問点などを無料で相談できたりします。
 http://www.djn.co.jp/support/

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