はじめに
担任と一人の子とのパイプが切れてしまい、お手上げ状態になってしまいました。そばを通るだけで避けられ、声をかけても、無視されることが多く、
「さあ」「べつに」「むかつく」
というひと言が返ってきたら、まだましというレベルです。
担任にできること=具体的に助けてもらうこと
担任は、自力では糸のような細いパイプすら作れないので、できるだけたくさんの先生方に、その子に声をかけてもらうよう頼みました。
同じ学年の先生、去年担任していた先生、フリーの先生方、養護教諭の先生、過去にその子と関わった先生など、約10名です。いろんな場で、いろんな形で、いろんな先生が、その子に声をかけてくださり、ほめてくださったおかげで、卒業の頃には、担任とも細い細い糸のようなパイプですが、
露骨に避けられることもなくなり、ぎこちない単語ですけど、会話もできるところまで、なんとか関係も修復しました。
まとめ=経験したから言えること
今、思うと、あっけらかんと、反応なんか気にせず、声をかけたらよかったかな、とも思います。
「また、さけられたなあ」「今日は元気そうやなあ。うれしいな」「今、先生にむかついているんか?困ったなあ」「えっ、おこってへんのか?ありがとう」
などは、茨の道をくぐり抜けて来た・・今だから言える・・結果論ですけど。
とにかく、自分1人では何ともできない状況ですから、大事なことは、自分をダメな担任だと責めないこと、その子のことをダメだとあきらめないこと、自分の代わりに関わることができる先生を何人もつくること、そのためには周囲の先生方に助けてもらうことを遠慮しないこと、具体的なヘルプサインを先生方に出すのをためらわないこと、先生方1人ひとりに「この子に毎日声をかけて(ほめて)やってください」と、しょっちゅうお願いして回ること、などでしょうか。
きっと、周囲の先生方が日常的・継続的にその子へ声をかけて(ほめて)くださることで、担任自身も間接的・心理的に支えてもらえるのではないか、と思います。担任がなかなか自分では見つけられない、その子の「キラッと輝く姿」(ほめる材料:情報)も、先生方から集まってきます。
以上、かつて、先生方に支えてもらった、上記の、しんどかった担任:経験者は語る、でした。

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