世界とつながり未来につなげよう!(ESD環境教育プログラム・鳥取県)

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目次

1 はじめに

この実践は環境省「平成25年度 持続可能な地域づくりを担う人材育成事業」内で作成された、ESD環境教育プログラムです。ここから単元計画もダウンロードできます。

download(世界とつながり未来につなげよう!)

2 ESDとは

ESD(Education for Sustainable Development)とは、「持続可能な開発のための教育」という意味で、持続可能な未来や社会づくりのために行動できる人の育成を目的とした教育のことを言います。環境、人権、健康福祉、多文化共生、まちづくりなどの様々なテーマがあります。

3 実践内容

ESDの要素

持続可能な社会づくりの構成概念

  • 多様性
  • 有限性
  • 相互性

ESD視点で育みたい能力/態度

  • 【未来】未来像を予測して計画を立てる力
  • 【関連】つながりを尊重する態度
  • 【多面】多面的、総合的に考える力
  • 【伝達】コミュニケーションを行う力

プログラムの目標

青年海外協力隊で活動した人や地域に暮らす外国人との交流を通じて、世界の国々の生活や文化を知り、自分たちが 当たり前と感じている生活との違いや、その背景にある世界の問題について興味を深めます。また、世界で起こっている問題と自分たちの暮らしとのつながりについて理解すると共に、わたしたちと世界中の人々・将来世代の人々が生き続ける未来をどうつくっていくのかを考え、そのために自分ができることをまとめます。

プログラムの概要

地球とずっと生きるためには、外国の人々とお互いの文化や生活習慣を理解し、お互いに認め合うことや、世界の国々が協力して考え続けていくことが大切です。このプログラムでは、小学校社会科のまとめとして、世界の国々で活躍する日本人との交流や世界の食べもの・音楽・遊びなどとのふれあいを通じて、多様な生活や文化を体験的に学びます。そして、世界で起こっている問題に対して自分たちができることを考え、中学校進学に向けた学習意欲につなげるものとします。

学習指導要領との関連

  • 小学校6年生 社会

プログラム(単元・題材)の展開の流れ(全10時間)

download(プログラムのダウンロードはこちらから)

【引用元】

  • ウェブサイト「ESD環境教育プログラム」 ESDを知る

https://edu.env.go.jp/esd/column

  • ウェブサイト「ESD環境教育プログラム」 地域ESDプログラム(鳥取県)

世界とつながり未来につなげよう!

https://edu.env.go.jp/esd/program/detail_r31

4 編集後記

世界を知り、理解し、世界で起こっている問題について考える実践です。小学校の社会科で学んだことを実際の世界、そして世界の問題につなげて考えることができる点で、意義深い実践だと思います。世界で活躍する日本人をゲストティーチャーとして招くなど、子どもたちが興味をもって楽しく学べる工夫もあります。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 森七恵)

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