「ことば大好き」の時間(シリウス)

1 はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
http://homepage1.nifty.com/moritake/

2 実践内容

日本語の持つ魅力を様々な形で興味深く、楽しく伝えるために国語の時間に「ことば大好き」という時間を入れています。具体的には次のような活動を行っています。

  • ことわざ、四文字熟語、方言、慣用句などのカルタ。
  • 百人一首。源平戦。百首あるが、20枚×5セットで。
  • 毎日少しずつの読み聞かせ。
  • 群読発表会:詩を班ごとに配り、読み方を工夫する。
  • おもしろ作文:もしも作文、なりきり作文
  • 暗唱:声に出したい日本語、日本の名詩など。

授業構成

1時間の授業構成は、次のような時間配分でおこなっています。

  1. 漢字 10分
  2. ことば大好き 15分
  3. 教科書 20分

「ことば大好き」の良さ

  • 子どもが飽きずに取り組める。
  • 言葉の様々な要素に触れることができる。
  • 授業にテンポが生まれる。

「ことば大好き」の時間を取ろうとした理由

学校評価アンケートを実施したところ「好きな教科は何ですか?」という項目ががありました。「国語が好き」と答えた子が0名(30人中)でした。

このことを機会に授業を変える決心をしました。転機になったのは、先輩の先生の実践を聞いてからです。この先輩は、1時間を3つのユニット(各15分)で構成してテンポよく進めまていました。

  1. 漢字:新出漢字、ミニテスト
  2. 国語的な内容:カルタ、暗唱、群読、試写、読み聞かせ
  3. 教科書:指示と発問、話し合い

このように、国語的な内容が目玉です。そこで、ことわざカルタ、方言カルタ、四文字熟語カルタ、日本語であそぼカルタ、名作物語カルタ、工藤直子ののはらうたカルタなどを書店で仕入れてきました。本当に様々なカルタがあります。

例えば、8班ある場合には、8種類のカルタを用意して、日替わりで変えていくと飽きません。

3 プロフィール

静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

4 書籍のご紹介

「教室掲示 レイアウトアイデア事典」(明治図書2014/2/21発売)

「学級&授業ゲームアイデア事典」(2014/7/25発売)

「係活動システム&アイデア事典」(2015/2/27発売)

「学級開きルール&アイデア事典」(2015/3/12発売)

5 編集後記

「ことば大好き」の実践を通して、日本語の魅力を感じることができ、国語の授業を楽しむきっかけになるのではないかと思います。楽しく学ぶことができるのでぜひ取り入れてみてください。

(編集・文責:EDUPEDIA編集部 川原悠成)

25

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA