1 はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
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2 実践内容
岩石は分類と名称が難しく、一目ではわかりません。しかし、アクティビティを紹介した先生が強調たのは次のことでした。
- 知識は二の次で、大事なのは自然を楽しめる目ですよ。
- 大事なのは自然を見る目。自然には驚きがあること、感動があること。 それを子どもたちに伝えたいですね。
- 植物や昆虫、岩石などわからないことだらけなのですが、それらを素材をもとに自然に楽しむこと、驚きや感動を共有すること実はそれが一番大事だという話に、とても共感しました。
また、石ころから川の学習へとつなげることもできます。辺りに転がっている何でもない石からでも学べることはたくさんあります。
石ころタワー
・1mの範囲で、石ころを積み上げていく。
・「もうこれ以上積み上がらない」というところまで。
・積み上がった石を自分たちの基準で6つに分類していく。
・どういった基準でわけたのかを紹介し合う。
※色・形・模様・手触りなど、岩石分類の要素が出てくる。

磁石に着く石を見つけよう
・アルニコ磁石で磁石に着く石をさがす。
・舐めてみると血の味(鉄分)がする。
※磁鉄鉱を含むと結構大きな石でも磁石に着いてくる。
熱い石を見つけよう
・石の種類によって石の温度が違うので、温度センサーで温度を測る。
・温度の高い石はどんな石だろう。
※温度センサー(赤外線放射温度計)
12種類の岩石をさがせ
・火成岩6種類、堆積岩の6種類、計12種類を拾って集める。
・12種類は、自分の基準で判断し「違った12の種類」を集める。
・あとから正解と解説をする。 l
シルト・泥・砂・れきの標本づくり
・これはら粒の大きさの違いが定義の違いになっている。
・「これが泥だと思う」など、自分の基準で大きさを判断しボンドで貼る。
・4つの種類の標本ができたら、あとから正解と解説を知る。
川の流れた方向を見つけよう
・河原の石はある規則性(川の流れ)を持って並んでいる。
・石の長軸の方向を見てプロットすると、水が流れた方向がわかる。
※大きめの石の長い軸の方向を見ていくと、規則的に列んでいるのがわかる
3 プロフィール
静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

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