1 はじめに
本記事は、2021年5月発売の『教師のためのプレゼンスキル 授業も学級経営も「伝え方」次第ですべてうまくいく』(明治図書出版)について、著者の松永俊彦が皆さまに紹介する記事となっております。
2 書籍について
概要
プレゼンのプロが、教師のためのプレゼンスキルをお伝えします。
本書籍では、①子ども編、②保護者編、③資料づくり編、の3つの章に渡って、明日からすぐに使える効果的な伝え方の技術を余すことなく公開しています。
類書との違い
大人気(※)塾講師×プレゼンテーション研修講師が、”教師”の伝えるスキルに特化した研修を書籍化しました。
(※毎年受講生徒を対象に実施される講師評価アンケートにて、生徒支持率95%以上)
こんな先生に読んでほしい
若手の教師のバイブルになればと思っております。「子どもたちに伝えたいことが、上手く伝わらない」、「教師力を高めるための体系的な手法を学びたい……」このようなお悩みをもつ教師の方に、是非手に取っていただきたいと思います。
3 一部を紹介!
『教師のためのプレゼンスキル』(明治図書出版)より、内容の一部を紹介いたします!
教師の言葉は、子どもの人生を左右する
皆さんは、自分が学生の頃に教師からかけられた言葉で、記憶に残っている印象的な言葉はありませんか? 子どもたちにとって教師は、とても重要な存在です。それは、自分の親を除くと最も長い時間を共にする、人生の手本となる大人だからです。教師からの言葉というのは非常に印象的であり、良いものも悪いものも含めて子どもの人生に大きな影響を与えます。
あなたは、今日どんな言葉を子どもたちにかけたでしょうか? 皆さんの言葉が、日本の未来を創ります。
是非、本書を通じて伝える力を向上させてください。
聞き手の心を揺さぶる、6つのアクション!
『顔/見/た/声/ま/て』の6つは、効果的にメッセージを伝えるための言葉以外の情報を表したものです。
顔…表情、見…視線、た…態度、声…声色、ま…間の取り方、て…手の動き
これらを上手に活用することが、生徒や保護者の印象に残る伝え方をするポイントとなります。さて、その具体的な活用方法とは……。
説得力を増幅させる伝え方のコツとは!?
話の内容は一緒でも、Aさんが話すと納得できるのに、Bさんが話すとよくわからない。こんな経験、ありませんか?
説得力の正体は、とてもシンプルです。
子どもたちや保護者に分かりやすく伝えるその正体とは……。
教室の天気は、教師が決める!
何となく暗い雰囲気。底抜けに明るい雰囲気。教室の天気は、その日によって変わります。そしてその天気とは教師によって大きく左右されるものなのです。
では、教室の天気を明るく保つにはどうしたら良いのでしょうか?
一流教師が使っている、3つの褒める技術とは!?
10人いれば10通りの褒め方があるように、褒めるという行為は千差万別です。
ここでは相手のモチベーションを高めることができる褒めるスキルを、効果×使用頻度の軸で3つに分類してお伝えします。
意外と気づいていない、最強の褒め方とは……。
教わったことがない!?叱り方の大原則!
教師として避けることができない指導。それは、叱る瞬間です。子どもに気づきを促し、同じ過ちをしないようにきちんと伝える必要があります。皆さんは、叱り方について正しく理解しているでしょうか? 叱り方にもメソッドが存在し、効果的な叱り方には、3つのコツがあります。
そのコツとは……。
その他にも、保護者会、三者面談、資料作成など、場面ごとに必要となる効果的な伝え方の手法を書籍の中で公開しています。
伝え方のスキルを向上させ、教師としての更なるレベルアップの機会としてください。
4 プロフィール
松永俊彦
すごいプレゼン™ 代表プレゼンコーチ。
1983年4月23日生まれ。
大学卒業後、就職活動は一切行わず中学生の時に通っていた塾で教師になることを決めた。
効果的なプレゼンテーションに関する研究を重ね、独自に体系化したHigh performance presentation method(以下、HPPM)を活用し、入社初年度から生徒支持率95%以上という驚異的な成績を誇り、多くの生徒を地域トップ高校をはじめとする難関校合格へと導いた。学力だけにとどまることなく人間力を成長させる指導は生徒、保護者から絶大な支持を得た。
その後、教師育成だけにとどまらず、一般企業研修、営業指導領域でもHPPMの効果を実証し、セミナーや研修を通じて世の中に輩出した生徒数は1500名を超える。
著書に、
がある。
すごいプレゼンHPは こちら
5 『教師のためのプレゼンスキル 授業も学級経営も「伝え方」次第ですべてうまくいく』Amazonページ
6 読者へのメッセージ
タイトルに『プレゼンスキル』とありますが、これは教師力を高めるために必要となる、とても重要な能力です。プレゼンテーションは、決してビジネスの場でのみ行われるものではありません。実は、『相手の感情を動かし、行動させる』という目的に沿った行為は、全てプレゼンテーションなのです。
皆さんのプレゼンスキルを向上させ、日々の生徒指導のお役に立てる一冊になることを願っております。
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