最上級のアクティビティ
「この人はいちばん〜だ」と思う人をクラスメイトの中から選び、最上級を使って発表させる。比べる範囲は、クラス、学年、学校、地域など。あくまで主観なので、多少盛った内容でもよいことにする。言われた生徒が傷つかないよう配慮する。
例文
Mr. Sato is the strongest in this class.
(佐藤君はこのクラスでいちばん強いです。)
Ms. Tanaka is the smartest in this grade.
(田中さんはこの学年でいちばん頭がいいです。)
Ms. Sato is the most beautiful in this school.
(佐藤さんはこの学校でいちばん美しいです。)
Mr. Yanagi is the funniest teacher in Yokohama.
(栁先生は横浜市でいちばん面白い先生です。)
(自分の授業では、the 〜 est の形と the most 〜 の形をまとめて教えている。その方が生徒が混乱しないからである。)
この発表は全員にやらせるのは無理なので、希望する生徒のみが行う。
受け身のアクティビティ
受け身のアクティビティはあまり多くはない。ここでは、自分の授業で盛り上がったアクティビティを1つだけ紹介する。
手に持てる大きさの外国製品を自分の家から持ってきて、This was made in 〜 .(これは〜で作られました。)の形で、製品を見せながら発表させる。(外国製品には必ずmade in 〜の表示がある。)
国内には東アジアや東南アジアの製品が多く流通しているので、それ以外の地域の国が望ましい。英語が得意な生徒は製品名も英文に入れてよい。
例文
This was made in Italy.
(これはイタリアで作られました。)
This perfume was made in France.
(この香水はフランスで作られました。)
どの生徒の家にも、いろんな外国製品があるようで、こういう発表も生徒は意外とできる。家から製品を持ってくるのが難しい場合は、学校にある自分の持ち物を使ってもよい。
※ made in 〜 の表示が、受け身から来ていることも教えたら、生徒の理解がより深まる。
記事執筆者のプロフィール
栁 俊孝(やなぎ としたか)
大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業
横浜市公立中学校勤務 ※掲載当時のプロフィール
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