はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
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花から実へ2「種ができるために必要なものは?」 ~5年生理科(シリウス) | EDUPEDIA
ヘチマの観察
ヘチマの花を観察して気づいたことを出しあった。
「お花に花粉がある」「お花の首元にはつぼみがたくさんついている」「め花の首元にはつぼみがないが、ヘチマの実の赤ちゃんがある」「葉には細かな毛がある」
などが出された。

そんな中で、
「花粉には何の意味があるのかな?次はそれを考えてみたいです。」
といった記述があった。観察から次の疑問が生まれてきていることが素晴らしい。次はこのことを考えてみた。
花粉には何の意味があるのだろう?
個々で考えるのは難しいので、班ごとに考えた。
- ハチにとっては食べ物で、花にとっては子孫を残すためのもの。
- 受粉するためにある。花に栄養を送るため。
- 受粉して子孫を残すため。花粉があれば、子孫を残すことができる。
- 花は自分たちで動くことができないから受粉できない。だから花粉を小さく軽くして、虫に運んでもらいやすくする。虫が運んでくれれば受粉できる。
- めしべにおしべの花粉ができれば受粉できる。
このような考えが出された。そこで
花粉は命の始まり。子孫(タネ)を作るためのもの。
であることを確かめた。
さてカボチャはお花とめ花がある。一つの花の中におしべとめしべがあるわけではない。どうやって花粉を届けるのであろう。
カボチャはお花とめ花が離れているけれど、どんな方法で花粉を届けているのでしょう。
できるだけたくさんの方法を考えたあと、その中でも一番「これだ!」と思えるもの一つ選らんだ。
〈ハチに届けてもらう、他の虫に届けてもらう〉
・花粉は花の中にあって、ハチ以外は花の中に入れないと思う。
〈ハチに持っていってもらう、風で飛ばす、夜歩く〉
・国語で習った「サクラソウとトラマルハナバチ」でも同じことをしていたから。
〈虫に頼んでやってもらう、風に任せる、人間にやってもらう〉
・虫にやってもらわないと、虫も花も死んでしまうかもしれない。
〈虫が届ける、風任せ、根を伝う、鳥が届ける、自然と動く、瞬間移動〉
・サクラソウもそうだったし、ハチが来ていたから
〈茎を伝わる、ハチに運んでもらう、風で飛ばす〉
・花粉が花の中へ落ちる。茎の中の空洞を伝わって茎から花へ運ぶ
〈虫に任せる、風〉
・花粉は花の奥の方にあるから、風だとすると、風が中に入れなくて、飛ばすことができない。
いろいろな考えが出された。こうして一つ一つ理由を読むと、よく考えていることが分かる。虫が運ぶと予想した子が多かった。
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プロフィール
静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。
「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

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