花から実へ2「種ができるために必要なものは?」 ~5年生理科(シリウス)

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目次

はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。

シリウスのホームページはこちら→ 静岡教育サークル/シリウス

下記リンク先もぜひご参照ください↓↓↓。

花から実へ1「花粉には何の意味があるのだろう」 ~5年生理科(シリウス) | EDUPEDIA

植物が育つ条件

これまで、植物が大きくなるために必要な条件・芽が出るために必要な条件についての学習をしてきた。ここでは、種ができるために必要な条件について考えてみた。

発問1 植物が大きくなるために必要なものは何ですか?

< 水 > < 肥料 > < 太陽 >

発問2 芽がでるために必要なものは何ですか?

< 水 > < デンプン > < 適当な温度 >
発問1、2とも1学期にインゲンを使って学習した内容である。子どもたちは学習したことをよく覚えていた。

発問3 では、種ができるために必要なものは何でしょう?

< おしべ > < 花粉 > < めしべ > < 子房 > < デンプン >< 水・肥料・光りなど全て > < 雄花 > < 雌花 >
子どもたちから出された考えは、全部で8つであった。それぞれの違いがよくわかっていないので、混同しながらもいろいろなものが出された。
話し合っていくうちに、内容が整理されてきたようだ。

雄花=めしべ、雌花=めしべ 

  • 雄花とおしべ、雌花とめしべは同じようなもの。教科書を見ると、ヘチマのように雄花と雌花に分かれているものと、アサガオのように一つの花の中におしべとめしべがあるものがあって、同じような働きをするものだと思う。
  • めしべの中に子房があって種ができる。ヘチマの場合は、雌花の下の所に子房があってここが実になったり種になったりすると思う

おしべ=花粉、めしべ=子房
子房に花粉が受粉すると実ができる。子房が育つためには受粉が必要だからおしべとめしべが必要だと思う。

【実験】教科書を参考にして、花粉がつく場合とつかない場合、たねはどうなるかの実験をしよう。

教科書を参考にしながら、花粉がつく場合とつかない場合の実験をおこなった。おしべを抜き取るときの操作のことを考えると、アサガオの仲間の花が扱いやすい。

さて、この実験をおこなったあと、再度たずねてみると

< おしべ=花粉=雄花 と めしべ=子房=雌花 が必要 >

< デンプンが必要 >

の2つに考えがわかれた。

< おしべ=花粉=雄花 と めしべ=子房=雌花 が必要 >
  • 花粉が出るのはおしべ。花粉がいくらあってもめしべがないとできない。
  • 袋に入れて置いた花は種ができなかった。だからおしべがないとできないから大切。
  • めしべの元に花粉がつくと種になる。だからおしべとめしべの子房がいる。
  • 花粉が受粉すると子房が育つからおしべとめしべが必要。
  • 実験をした花を見ると、おしべを抜いたものは種ができていなかったから、おしべとめしべが必要だと思う。
< デンプンが必要 >
  • 発芽するときにデンプンがいるから、デンプンは必要。
  • 最初のデンプンがないと、花も葉っぱも育つことがないから。

    必要かどうかで発問をすると、必要ということになるかもしれません。

この後、植物の受精について学習をしました。

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プロフィール

静岡県教育サークル シリウス

1984年創立。

「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。

最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。

「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

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