はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
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気温と生き物の活動
4年生理科のキーワードは「因果関係」です。そのような現象が現れている原因は何か、継続的な観察をして明らかにするところに主なねらいがある。生き物も春から夏へと季節が変わると生き物(動物、植物ともに)の様子が変わる。この変化の原因について考えました。夏の方が生き物が活発に活動することを押さえてから
気温が高くなったことと、生き物が活発に活動していることは何か関係があるのだろうか?
この問いについては全員が〈関係ある〉と答えました。その理由は、
・夏は食べ物が多いから
・暖かくなるから生き物の活動が活発になる。
・多分生き物たちは気温によって活動しているものといないものがあると思う。
・寒いと凍えるから。夏は温度が上がるから暑い方が生き物も出る。
・暑いと虫も出てきて、それを餌としている虫がいる。寒いと出られない。
気温の変化とともに生き物の何が変化したのかを聞いてみると、
・カマキリを見かけた ・雑草がすごい ・ヘチマやヒマワリがすごい成長している
・カブトムシが成虫になった ・蚊にかまれた ・セミが鳴き始めた
等が挙がった。
夏みつけビンゴ
校庭の様子も春のこととはずいぶんと様子が違っている。ビンゴカードを使って、夏の自然を観察した。みごとビンゴがそろうと「先生、できたできた」とカードを見せに来る。楽しみながら自然を観察することとができた。
校庭を探索しながら、絵や言葉で見つけた時の様子を書き込ませます。競争ではなく、チームでのんびり探すのがいいと思います。
白色の花
ツバメ(スバメのす)
赤い花
ヒョウタンのつる
スペシャル
タネのある草
いいにおいのするところ
見つけたこん虫
すずしい風の通るところ
などのワードを9マスに入れています。「スペシャル」は、自分で春らしいと感じるものを見つけさせます。学校の環境によって書き換えてください。
パソコン(パワーポイントなど)を使ってやってみても面白いかもしれません。
【感想】
・学校にこんなにたくさんの花があるとは思わなかった。
・夏に咲く花や鳥や虫がたくさん見つかりました。
・カキの実が緑だった。もうカキがあるんだなと思ったし、おもしろかった。
・夏みつけビンゴでいろいろな発見があった。
・学校にこんなに自然があるとは思わなかった。
プロフィール
静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。

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