群読を楽しもう4 ~「かっぱ」谷川俊太郎(シリウス)

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目次

はじめに

こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。

シリウスのホームページはこちら→ 静岡教育サークル/シリウス

リズムに合わせて

リズムよく工夫しながら読む群読の授業をおこなった。谷川俊太郎「かっぱ」は鉄板である。

「かっぱ」

谷川俊太郎

かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってた

かっぱなっぱかった
かっぱなっぱいっぱかった
かってきってくった

とっても愉快な詩に、子どもたちはどこで区切っていいのかわからず舌をかみそうになっていた。

この詩はどうやって読むのでしょう?区切るところに/の印をつけよう

正しい読み方は

かっぱ/かっぱらった/かっぱ/らっぱ/かっぱらった/とって/ちってた
かっぱ/なっぱかった/かっぱ/なっぱ/いっぱかった/かって/きってくった

この「かっぱ」の詩を読むときのリズムは、どうやったらいいでしょうか?手拍子をしながら読んでリズムを見つけよう

このリズムは4拍子なのだろうか?パチパチと調子のいい手拍子があちこちから聞こえてきた。手拍子をしながら読むというのは難しいらしく、つっかえる子が続出した。さて次は

さあ、今度は拍手のスピードをあげるよ

「えー!」という悲鳴が聞こえてきた。でもその声はなんだか嬉しそう。班ごと拍手をするところを詩を読むところの役割分担を決めた。だんだんテンポが速くなっていった。何回かやったところで、またバリエーションを変える。子どもはこのように変化のある繰り返しを喜ぶ。

今度は詩を読む人と、BGMのように後ろで「かっぱ・かっぱ・かっぱ・・・・」とかっぱのリズムを言う人にわかれます。自分たちの声が、相手の声に消されないようにやってみよう。

手拍子の代わりに「かっぱ・かっぱ・かっぱ・・・」というリズムが入ってきた。ちょっとうっかりしているといつの間にか全員が「かっぱ・かっぱ・かっぱ・・・」と連呼している。

第二連は、「かっぱ」の代わりに「なっぱ」のBGMでおこなった。

最後に全員で読んでみよう。班ごと役割を決めます。詩を読むのが3つの班、かっぱのBGM、なっぱのBGM、手拍子の班がそれぞれ1班ずつです。それでは、いっせいのーで!

かっぱの詩を全員が役割分担を決めて読んだ。みんな自分の担当のところを一生懸命読み、大きな声が教室中に広がった。

プロフィール

静岡県教育サークル シリウス

1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。
(2015年1月時点のものです)

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