リレーを盛り上げる

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作成者: 大造 (Edupedia編集部)さん

1.1 タイムを計る

リレーの練習を漫然とやってみても、試合になれば足の速い人がそろったチームが強いのが当然です。勝ち負けだけで成長を評価しようとすると、もともと足の速い人が勝って、足の速い人が高い評価を受けるという結果にしかなりません。それでは、足の遅い人は面白くもなんともありません。やる気も出ないので、一生懸命走りません。一生懸命走らないと走力はつきません。

そこで、勝ち負けではなく、タイムの伸びを目標にします。必ず、毎時間試合を1回はして、全員分のタイムを計ります。計ったタイムは必ず記録して、その日のうちに子供たちに伝えます。グラフや表にして、掲示すると効果的です。タイムを取って、以下の様なことが起こったり、わかったりしてきます。

1.2 指導の手順

  1. 短い体育授業の期間で走力が伸びるのには限界がある。タイムを縮めるにはバトンパスを上手になるのが手っ取り早い。
  2. チームワークがよく、バトンパスが上手になったチームが伸びてくる。すかさずほめてあげてください。
  3. 足の遅い人はけっこう伸びる。タイムが伸びるかどうかは、遅い人にかかっている。
  4. 同様に、一番遅いチームがけっこう伸びる。場合によっては劇的に伸びる。150mぐらいのトラックで走らせると、1人平均3秒ぐらいタイムを縮める時があります。6人チームなら、18秒。やる気とバトンと体力の向上なのでしょうか。
  5. ある時点で、最初の試合でトップだったチームのタイムより、最初の試合で最下位だったチームのタイムの方がよくなる。
  6. リレーの目標をチームごとに置いていてもいいですが、「各チームの初期タイムと最高タイムの差がクラスで合計60秒縮まる。」というような目標設定にしておけば、クラス全体で盛り上がることもできますね。

1.3 最終日はコンディションを整えて

ちょっと裏技ですが、最後の試合に、絶好のコンディションを選んであげてください。雨上がりの次の日、3時間目あたりがいいでしょう。雨が降らなければ、こっそり、十分に水をまいてあげてください。運動場表面の摩擦抵抗が違うと、ぐっとタイムが伸びます。最後に盛り上がって終わりましょう。

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