シュートの練習(サッカー) ~追っかけシュートが有効

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作成者: matsui (Edupedia編集部)さん

1 全員得点への道

サッカーは試合でシュートが決まる数が少ないですが、だからこそシュートが決まったときは楽しいものです。クラス全員得点はなかなか達成できないかもしれないものの、9割くらいの子どもは設定の仕方によれば、得点ができます。

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サッカー全員シュート(全員得点)達成への道
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小学生のサッカーで、センターリングを上げて、シュートを打つという流れにはなかなかなりません。こぼれ球を押しこむのが多いパターンだと思います。もうひとつが、前線に送られた球に追いついてシュートです。技術のある子どもが中盤にいる状況を作った時(7で記述します)、前線にいる子どもにボールを流す展開が可能になります。その時のために、「追っかけシュートを練習する必要があります。
 

年度の早いうちにシュート練習をしっかりとさせておきましょう。ボールをける練習から始めて、少しずつ、スモールステップで「時間だけではなく期間をかけて」練習させていきます。運動場にゴールがあれば、勝手に練習をするようになります。段階を追って練習させるのがいいと思います。

2 PK

いわゆる、PK戦をやります。ボールを正面から蹴ります。並んで、順番に蹴ります。失敗すると、キーパーと交代します。7人ぐらいまででやるのがいいかもしれません。

3 ドリブルシュート

ドリブルをしてきて、シュートです。正面、右、左から。

4 後ろから転がってきたパスを受けてシュート

サッカー経験者でない子どもたちにはセンターリングをあげる技術がないので、このパターンで得点が入るケースが多いです。この追っかけシュートができるかどうかでシュートの成功率は大きく違ってきます。

プロの選手でも、後方からのパスをゴールに背を向けて受けて、振り向いてシュートするというパターンはかなり難しいです。敵を背負っていた場合はまず成功しません。

止まって受けるケースでは、ゴールに背を向けず、半身になってトラップでとめてしまわずに受けることができれば、すぐに前を向けるのでシュートが決まりやすいです。これは、7で詳述する「追っかけシュート」を何度も練習するといいと思います。

5 前から転がってきたボールをシュート

子どものサッカーは広いグランドであれば、相手の守備が何も考えずにクリアしたボールがちょうどよい所に転がってくるので、このパターンが生まれます。

6 フリーキック、コーナーキックから。

セットプレーの練習です。クラブチームならともかく、正確にボールをコントロールできる子供はそんなにいないと思いますので、そんなに意図したプレーにはならないかもしれません。ただ、不測の事態に飛び込んでボールにタッチするという点では、面白いと思います。キーパーをつけてゴール前に数人が集まって、シュートします。

7 センターリングからのシュート

走りこんでセンターリングをあげ、そのボールをシュート。4よりさらに難しいです。

8 追っかけシュート

3と同じパターンですが、ボールがパスを受ける人の足元に出てくるのではない、「パスを受ける人・出す人・ボールを受ける地点」が3角形になっている状況を想像してください。いわゆる、スペースにパスを出して、走りこんでパスを処理してシュートする(トラップする・ドリブルする・あるいはワンタッチ目でシュート)という状況です。これができるようになるとぐっとサッカーらしくなります。
センターラインあたりから出したパスを追いかけてシュートをします。パスを出す人は、シュートを打つ人の走る速度をよく考えてボールをけらなければならないので、結構難しいです。無理なら手で投げてもいいでしょう。シュートをする子供は、ボールに追いつくために必死で走らなくてはなりません。気力と根性がないとなかなかシュートが決まりません。

  • 教師が投げると同時に子供はボールを追いかけ、追いついたところでシュート。少しのドリブルは認める。
  • シュートが“きれいに”決まったら「合格」を言ってあげます。一点目は赤帽子を白帽子に、二点目は白帽子を脱ぐようにします。これで、のほほんと練習をしないでがんばるように、プレッシャーをかけるのもいいかもしれません。当然、サッカークラブに入っている子供には厳しい基準で「合格」を判定することを言い渡します。
  • 全員で20本(練習人数の約半分ぐらいが適当?)の「合格」がもらえないと試合を始めないというように宣言すれば、みんな、必死でがんばります。
  • 教師が投げるボールは、その子供がゴールぎりぎり直前で追いつくぐらいのボールです。全力疾走をしなかったり、ボールに追いついてからもたもたしたりしていると、ゴールできずに転がっていってしまうくらいのボールがいいと思います。ゴールの5〜3メートルぐらいで追いつくことができるぐらいのパスがベストでしょう。
  • アドバイスは「あきらめるな」「とどめをさせ」です。叫んであげてください。強い気持ちでシュートをするんだというイメージを持たせてあげてください。ボールを追いかけているうちに、子供たちの野生が呼び覚まされてきます。

シュートを打った後は、必ずゴールにつめるように指導しましょう。キーパーがはじいた時、相手ディフェンダーが止めたときなど、もう1回チャンスが来るかもしれないという意識を持たせましょう。「こぼれ球がチャンス!」です.

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